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□吉本興業お家騒動!! 創業者一族vs現経営陣 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_03/g2007032618.html
吉本興業お家騒動!! 創業者一族vs現経営陣
お笑いの殿堂・吉本興業(大阪)が“お家騒動”に揺れている。創業者一族の意を受けた会社経営者が人事権などに介入、吉本側は「告訴することも含めて検討している」(広報)と態度を硬化させているのだ。その際、暴力団の介在も浮上したが、この経営者の弁護士らは全面否定。両者の言い分が大きく食い違うなか、吉本側がどんな出方をするのかが注目されている。
「いくら創業者一族とはいえ、こういうやり方を認めるわけにはいかない」と打ち明けるのは吉本の関係者。
ことの発端は、05年に亡くなった林裕章元会長の妻で大株主でもある夫人が、同社や吉本所属のベテラン芸人へ不満を持ち、知人の会社経営者に相談したことだった。
大阪を本拠地にリゾートホテル事業を展開する経営者は、このベテラン芸人の後援者として知られていた。ベテラン芸人の仲介で、ホテルのオープニングなどに林元会長ら吉本幹部が駆けつけたこともあるという。
ベテラン芸人と林家と経営者の3者は、林元会長存命中は良好な関係にあったが、会長の死後、ベテラン芸人は経営者や夫人と関係が悪化していたともいう。
吉本側が憤る一連の経緯はこうだ。
夫人の意を受けた経営者が吉本の副社長に面談を求め、今年1月18日夜、大阪市内のホテルで経営者と側近、副社長の3者が会食。途中からベテラン芸人も合流した。
関係者によれば、経営者は大株主の夫人に委任された立場であることを強調。(1)創業者・林正之助氏の十七回忌を吉本が会社で行い、夫人への対応もしっかりする(2)夫人と副社長ら問題の当事者で、直接話し合う機会を作る(3)東京本社でチーフプロデューサーを務める夫人の長男(36)を取締役にする−との3つの要求を突きつけたという。
その際、「(経営者が)株主上位者のリストを見せながら、要求が受け入れられなければ、ほかの大株主もとりまとめて株主総会で騒ぐといった話をしたんです」(吉本関係者)という。
ベテラン芸人が加わると、問題はさらに複雑に。経営者が「(山口組の)5代目に相談してもダメだ。こっちは6代目と話をつけてある」と、暴力団の存在をちらつかせたというのだ。
副社長は吉本の役員会で報告。吉本はコンプライアンス委員会で対応を協議することに。経営者と夫人の側も弁護士を立て、今は両者が代理人を通じて話し合う状況だ。
一方、経営者の側近や、経営者と夫人の弁護士に話を聞くと、主張は大きく食い違う。
経営者が3つの要望を副社長に伝えたのは事実だが、「十七回忌について副社長は『会社で検討する』と言った。長男の問題も『亡くなった元会長からよろしく頼むといわれている』と言っていた。モメることもなかった」(経営者の側近)。
「株主総会で騒ぐ」と発言した件について、弁護士は「経営者が『内輪でガタガタすると株主総会でも問題になるのでは? だから、早く皆で仲良くした方がいい』という話はした。総会で何かをするなんて話すわけない」と強く否定する。
さらに暴力団の関与をチラつかせたという話には、こう反論。「日ごろ5代目との関係を自分で吹聴しているのはベテラン芸人ですよ。ほかの芸人さんたちもイヤな思いをしていたのは皆知っている話です」(経営者の側近)。むしろ、「『5代目の名前を使うのは止めなさい。5代目にも迷惑がかかるだろう』とたしなめる立場だった」(弁護士)という。
弁護士は、夫人や経営者の現在の意思を代弁する。「夫人は十七回忌も身内でやるし、関係者との会食も望まず、息子さんの処遇も会社にまかせるといっており、その意志は、すでに会社に伝えてある。経営者も『もう余計なお世話はしない』といっている」
一部上場会社でもある吉本のこの騒動。シャレで済まされる一線を越えているだけに、どんな「オチ(決着)」をつけるのか。
ZAKZAK 2007/03/26
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