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チンパンジーが4300年前、食用のナッツを割るために使用していたとみられる石製ハンマー(右)が、アフリカ西部のコートジボワール国内で見つかった(カナダ・カルガリー大学提供)(時事通信社)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070214-00000047-jij-int
2月14日11時0分配信 時事通信
【ワシントン13日時事】チンパンジーが4300年前、食用のナッツを割るために使用していたとみられる石製ハンマーが、アフリカ西部のコートジボワール国内で見つかった。
これまで、石の道具を使うチンパンジーは19世紀に目撃された例が最古とされ、人間を模倣したものと解釈されてきた。しかし、今回の発見はチンパンジーにも人類同様の「石器時代」があったことを初めて示したものといわれ、人類に固有とされてきた道具文化は、チンパンジーなど大型類人猿と人類の共通の祖先から継承されたとする学説を補強すると考えられている。
★道具について「類人猿・人類共通祖先からの継承」説というものがあることは知らなかった。当然こうした考え方はありうるだろうし、面白い学説だとは思う。しかし今回発見された「石器」が記事の通り4300年前のものであるならば、ごく最近になってチンパンジーが二次的に作るようになった「道具」という考え方も成り立つ。学説を証明するためにはより古い時代(「共通祖先」が生きていた時代の「道具」が発見されなければならない。) ― シジミ
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