★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ47 > 549.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□これでいいのだろうか?徳島「崖っぷち犬」報道。 [PJ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3007807/
これでいいのだろうか?徳島「崖っぷち犬」報道。
【PJ 2007年02月01日】− 昨年、崖っぷちから保護された徳島の犬が、その引き取り先が決まった報道がされた。その時に、同じような犬がその犬の隣のゲージに居たことをTVを見た人は覚えているだろう。その犬は「崖っぷち犬」の姉妹犬だと思われたが、実はその事件が起こる前に既に保護されていた犬だったのだ。崖っぷち報道の時もそして今回もこの犬は、その運命の明暗を映像メディアによって分けられてしまったようだ。マスコミ各社が、この「崖っぷち犬」の事件の原因を報道する中で、先に一頭保護されていることも報道していれば、注目を浴びたかもしれないこの犬は、いずれ処分されてしまうのだろうか。
映像メディアの非情さは、画面にそれがあったとしても事件に関わらないことは報道しない。それは、偶然関係ないものが写りこんでいることと変わりなく、無視しなくてはならないものなのだろう。しかし、今回の「崖っぷち犬」の場合、世間を騒がして保護された迷惑な犬は、報道され注目を受けて引き取り先も決まるのという幸せをつかむのであるが、話題もなく当然に保護された犬は、その処分を待つという不幸を背負うことになる。話題を提供するものだけが認められて、そうでないものは振り向きもしないのが現在の映像メディアの報道姿勢なのだろう。保護された時にも、隣のゲージにこの犬はいた。事件の背景として、この犬も取り上げられていれば、もしかして引き取り手があったかも知れないのだ。
「崖っぷち犬」はその劇的な救出劇によって話題となった。その犬以前に保護された犬がいて、何故このような救出劇になったのか、きちんとした報道はされたのであろうか。様々な推測ができるが、犬が人間の言葉を話せるとしたら、何というだろう。感謝だけではない筈だ。その意味で、救出のみを取り上げた映像メディアは、単なる話題づくりでしかなく、結果としての無常な行為でしかないことになるのではないだろうか。
だだ、この犬のことだけでなく、飼い主の身勝手により多くの動物が棄てられたり、虐げられている現実は見逃せないものがある。言葉でのコミュニケーションができない動物は、多くがその寿命を全うすることなく処分されているのだろう。魚類や両生類のように環境に適合できるものは、日本古来の生態系を破壊する脅威になっているものある筈だ。人のわがままや身勝手により、その生命を終わらせたり、生態系まで変わることは、到底許せることではない。これも重要な問題である。話題になれば、注目され、時間が経てば忘れられてしまう。これが、日本の現実なのだろう。結局、あまりにも多い事件・事故は、その発生時は時の話題として騒がれるが、真相や問題点の究明、解決まで時間をかけて報道されるものは多くないのだ。
「あるある」の捏造が、ますます拡大しつつある。9年前のことまで出てきた。一体これまで、何をしていたのであろう。話題作り(視聴率)のみに奔走して、メディアとしての大切な使命を完全に放棄していたことが歴然としてきたのではないだろうか。バラエティ番組だったで済まされる問題ではない。
見る側は受け手であって、その選択権は見る・見ないでしかない。つくる側は、その影響も含めて慎重に責任をもった番組制作・報道をすべきであると私は考える。あまりにも、無責任なのが、映像メディアなのだ。【了】
■関連情報
PJニュース.net
PJ募集中
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 鈴木修司【 愛知県 】
この記事に関するお問い合わせ / PJ募集
2007年02月01日09時40分
▽関連記事
□「がけっぷち犬」に思う [JANJAN]
http://www.janjan.jp/living/0702/0701319190/1.php
「がけっぷち犬」に思う 2007/02/03
各種の報道によれば、1月28日の日曜日に、徳島の「がけっぷち犬」の飼い主が決まった。この犬に関しては、引き取りの希望や問い合わせの電話がこれまで109件もあって、日曜の譲渡会では11人が抽選に参加した。
崖から降りられずに震えていたあの犬が、これからはあたたかい家庭で愛情を注がれながら暮らしていけるのだから、ほっと心が温まる思いがするけれど、「がけっぷち犬」のほかに譲渡会のあった25匹のうち、17匹は貰い手が決まらなかったそうだ。この17匹の中には「がけっぷち犬」の姉妹だと思われる犬も含まれている。
「がけっぷち犬」にしても、西宮の夙川公園で木から降りられなくなった猫にしても、明らかに「不憫な状態」に置かれた動物には、引き取りたいという申し出がたくさん寄せられるようだ。それは悪いことではないけれど、表に見えないところでは、引き取り手が見つからず、日々多くの不憫な命が奪われている。その数は年間、犬で10万を超え、猫で20万を超えるという。目をそむけたくなるような数字だけれど、現実である。
「がけっぷち犬」も西宮の猫も、もし崖あるいは木の上から自力で降りることができて、誰の注意も引かなかったならば、その後捕獲され、その他大勢の野良犬、野良猫たちと一緒に、人知れず処分されていた可能性だってある。たまたま不幸な目にあったことが、「がけっぷち犬」とその他の野良犬たちとの運命を分けたのだろう。運命は皮肉だ。
ちらと見ただけなので、誰のどんなブログかは忘れたけれど、このニュースに関するブログで、そこに書き込まれていたコメントが忘れられない。「毎日処分されていく犬や猫たちを、全部あの崖に並べたい‥‥」と。
(岡田千夏)
「がけっぷち犬」というブランドにしか興味のない人たち<`ヘ´> [来夢望瑠_日々平凡]
http://www.asyura2.com/0610/news4/msg/352.html
投稿者 white 日時 2007 年 1 月 28 日 23:53:01: QYBiAyr6jr5Ac
崖っぷち犬 [人生、守備範囲は広く。]
http://www.asyura2.com/0610/news4/msg/357.html
投稿者 white 日時 2007 年 1 月 29 日 00:20:43: QYBiAyr6jr5Ac
人間のエゴ [デイリー・コニタン]
http://www.asyura2.com/0610/news4/msg/356.html
投稿者 white 日時 2007 年 1 月 29 日 00:20:04: QYBiAyr6jr5Ac
崖っぷち犬、飼い主決まる、が。 [ソウルに通いながら、こう考えた。]
http://www.asyura2.com/0610/news4/msg/355.html
投稿者 white 日時 2007 年 1 月 29 日 00:04:31: QYBiAyr6jr5Ac
どうしたらいいんだろう [ドードー日記]
http://www.asyura2.com/0610/news4/msg/354.html
投稿者 white 日時 2007 年 1 月 28 日 23:58:47: QYBiAyr6jr5Ac
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ47掲示板
フォローアップ: