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(回答先: Re: 糞男子校の受験狂育と軍隊、どちらが害が少ないか迷います(笑) 投稿者 こげぱん 日時 2007 年 1 月 27 日 19:01:00)
>小室直樹博士は受験狂育について「受験狂育は自分以外の同世代の人間をすべて敵に回すため、同世代の連帯を破壊してアノミー状態を作り出す」という趣旨の指摘をされています。軍隊経験のない人間が言うのも何ですが、軍隊は少なくとも自分以外の同世代の人間をすべて敵に回すことはないでしょうから、受験狂育に比べたらアノミーを作り出さないという性質もある点はましなのかな、という気もしないではありません。
この小室直樹氏の御発言には全く同感です。だから大人から子供まで、人を蹴落とす事ばかり考えている。
昔は日本の農村や漁村にも少年後期から成人にかけての男性ばかりが集まる「男小屋」のようなものがあり、そこで大人の男になるためのイニシエーション(通過儀礼)のようなものを受けたと学んだことがあります。若い男達はこういう場に集まって、相互扶助の精神、男としての在るべき姿、振る舞い方などを学んだようです。
現在でも、こういったことをやっているところはアジア、アフリカなどの地域に多く、例えばミクロネシア連邦のヤップ州などでは、十代後半になると通過儀礼の為に「男小屋」にグループでこもり、先輩の男達からさまざまな生活の知恵を学び、仲間との共同生活を通して連帯心を養います(他の3州は母系社会だが、ここだけは父系社会。従ってここの若い男達は他の州と比べ、自殺も少なく、勇敢で、気性が荒く、攻撃的で、御幣があるがいわゆる男らしい男達が多い)。
ケニアのマサイ族の映画にも通過儀礼として、グループで戦闘の旅に出る若者たちの姿が描かれていて、なかなか面白く感動しました。素人のマサイ族の青年達をオーディションで選んで、作った映画です。
男が男になるための「通過儀礼」として、アメリカの「パンク」達はもとより、日本の「パンク」達も軍隊にぶち込み、思いっきり腕立て伏せとか、トイレの掃除などやらせてみるといいかもね(爆笑)。ただ本物の銃の訓練を受けて、面白さのあまり、コンピューター・ゲームと混同してしまって、撃ちまくりたがるという一抹の不安も確かに残りますが(笑)。
Masai: the Rain Warriors (2006)
http://movies.yahoo.com/movie/1808725771/info
MASAI マサイ
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id320767/
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