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(回答先: 8歳に密林で不明の女性、“野生化?”19年ぶり発見 [読売新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 1 月 19 日 14:01:51)
□カンボジアで発見の野生少女、本当に密林で生き抜いた? [夕刊フジ]
http://news.www.infoseek.co.jp/fuji/society/story/20fuji320070120008/
カンボジアで発見の野生少女、本当に密林で生き抜いた? (夕刊フジ)
カンボジア北東部のラタナキリ州で、18年前に行方不明になった少女が保護された。少女は18年間、1人でジャングルで過ごしていたと見られ、言葉も話せず、サルのように屈んで歩くという。まさに、ターザンを地でいくようなこの信じ難い話に、専門家の間でも様々な憶測が飛び交っている。
AP通信によると、少女の名はロチョム・プチエンさん(27)。1988年、8歳のときに家畜の水牛の群れを追っていて行方不明になっていた。保護された少女は全裸姿で、髪は腰より長く、身体は垢まみれに汚れていたという。
少女の父親は、腕に残った傷跡からひと目で自分の娘と確認。「かがんで歩く様がサルのようで、骨と皮しかない。目はトラのように赤い」と話している。この18年間、少女は一体どうやって生きてきたのか。
「そもそも人間は離乳後も、親への依存度が高く、自立に時間がかかる動物。8歳の少女が1人、ジャングルで生き延びるなど考えにくい」と首をかしげるのは、動物行動学者の長谷川寿一東大教授。仮に自力で食糧を確保できるとしても、10代半ばを過ぎてからでないと難しいという。
それでは、映画のように、動物に育てられたのだろうか。確かに、これまでも動物に育てられた子どもが発見されたという事例が各地で報告されている。とりわけ狼に育てられた少女2人の話は有名で、詳細なルポとともに写真も残っている。
しかし、長谷川教授は「動物が育てたという可能性もなくはないが、その場合、家族意識が強い群れを成す動物に限られる。そういった意味では狼や猿が考えられるが、寒い地域に生息する狼がカンボジアにいるとは考えにくいですし、猿は木の上で生活するのでこれもあり得ない」と否定的な見解だ。
そんな長谷川氏が示唆するのが、人間に監禁されていた可能性だ。
「性的興味などの理由から、何者かが人里離れた場所に少女を監禁し、食糧を与える以外の一切のコミュニケーションを絶つなどの虐待を行っていた可能性は高い」
事実、インドなどでは、そうした犯罪事例が報告されているという。
いずれにせよ、少女が人間として社会復帰するのは難しいようだ。行動生態学者の狩野賢司東京学芸大教授は「言葉や記憶がぼんやりと戻ることも考えられるが、人間は他の動物に比べ、成長過程で得るものが大きい。8歳という大切な成長期に、対人コミュニケーションを絶ったのは大きい」と話す。狼に育てられた少女2人も、“人間”に回復する前に死亡してしまった。
父親は「普通の人間に戻す」と話しているが、各方面の専門家がプロジェクトを組み、支援していく必要があるようだ。
[2007年1月20日16時14分]
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