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(回答先: 流通紙幣の「94%」に「コカイン汚染」の恐れ、スペイン [CNN] 投稿者 white 日時 2007 年 1 月 03 日 22:02:16)
どうりで!札束を数えていたらラリってきたはずだ!(嘘です:笑)
いっぺんそんな身分になってみたいものですが、まあ何事につけてもいい加減の代表者みたいな国ですから、このエル・ムンドの見出しを見た瞬間、マユにツバをつけましたが。
昨年の12月26日付の記事です。
http://www.elmundo.es/elmundo/2006/12/24/espana/1166928254.html
El 94% de los billetes que circulan en España contienen restos de cocaína
スペインで流通する94%の札がコカインの名残に汚染されている
これによりますと、バルセロナ、マドリッド、セビージャなどの都市から集めた100枚のユーロ札のうち94枚からコカインの名残が検出された、という話になっています。その94枚から2518マイクログラム(2.518ミリグラム)にあたるコカインが検出されたそうですが、どこまで信じて良いのやら。
札をクルクルと細く丸めてコカインの粉を入れ鼻から吸い込むのだそうで、このために使った札に残るのは当然ですが、この検査結果が本当に正しいとしたら(あらかじめ集めた札にコカインを振り掛けていたなどといったことが――ここの警察ならやりかねません――無いとしたら)、国家警察がきっとラリラリパッパの溜まり場になっているようなバーやディスコやスーパーなどから集めた札でも検査したのでしょう。
どうせそんな程度だと思います。反麻薬キャンペーンの一環だとしても少々やりすぎですが、おおよそスペイン人に統計的な概念などありませんので。とにかく「いっぱいある!大変だーっ!」と、警察と新聞が一時的に大騒ぎするだけで、後は何も起こりません。時々コカインの密輸が取り締まられているのですが、押収したコカインが警察によってまともに焼却処分されている、などと素直に信じている市民は少数派でしょう。「まあどうせ警察からどこかに流れて警察幹部の懐に札束が入っているのさ」といった噂は昔から流れています。国家警察やシビル・ガードの組織も人脈も、フランコ=オプス・デイ時代からほとんど変化していませんから。
もちろんこちらに麻薬中毒が多いことは明らかです。コカインのほかには、大麻樹脂やハッシッシはもう普通の煙草と同じ感覚、合成のエクスタシーやスピードなどもディスコや酒場などでほとんどおおっぴらに出回っています。取り締まりはあるのですが、何せ製造・販売だけを取り締まるもので、消費を抑えることは不可能でしょう。朝にでもちょっと下町を歩くと道端に座り込んで注射を打っているようなヤツはよく見ます。
またスペイン国内だけでなく、バルセロナやセビージャ、ガリシアなどの港町を経由してドイツやフランスなどに流れているコカインの量は大変なものだと思います。コロンビア産のコカインが多いようですが、何せコロンビアの枢機卿でメデリンの大司教を務めていたアルフォンソ・ロペス・トゥルヒーヨはオプス・デイに近い筋ですので・・・。
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