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□人口推計は信じちゃダメだ [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/25gendainet02029916/
人口推計は信じちゃダメだ (ゲンダイネット)
2055年の日本の人口は8993万人。1.3人で1人の65歳以上を支える――目をむくような人口推計が出たが、ここで疑問。人口推計ってどうやって出すのか。どこまで信用できるのか。
これが結構、いい加減というか大ざっぱなのだ。
こうした人口推計を出している国立社会保障・人口問題研究所によると、人口推計は3つの要素からはじくという。(1)出産(2)死亡(3)国際人口移動である。これを年代別に出していく。これらを使って、例えば、現在20歳の人が来年21歳になったときに何人になっているかを出す。(1)は当然、ゼロだが、(2)や(3)は過去の統計から「規則的なパターンがあるので比較的正確に出せる」(金子隆一・人口動向研究部長)と言う。これをすべての年代で出して足し算する。そのデータを基に翌々年も出す。こうやって、50年後も出していく。
問題は0歳児が何人増えるか。つまり、出生率をどうはじくかだ。これには特殊な方法を使う。
「子供を産むことができる女性は16歳から49歳までとして、各年代ごとに毎年の行動原則を予想する。つまり、どれだけの人がいつ結婚するか、あるいはしないか。子供をつくるかつくらないかです。過去のデータから例えば、今、50歳の人が35歳から15年間で、いつ結婚し子供を産んだか、というデータがある。こうしたデータを参考に今35歳の人が翌年までに結婚したり、子供を産む確率を求めていく。しかし、過去の女性の行動パターンのデータが今16歳の女性にも当てはまるかの確度は低くなります。50年後の人口動向は、まだ生まれていない女性が何人の子供を産むのかも出したうえで、足し算していくが、予想する根拠がないので出生率は横ばいとしてはじいています。人口動向は将来の人口を当てるものではない。あくまで、この傾向が続けばこうなるという試算なんです」(金子隆一氏=前出)
将来の人口減の予想には驚かされたが、本当はもっと下がるかもしれないのだ。安倍首相は「厳しい数字だが年金の崩壊を意味するわけじゃない」とか言っていたが、このセリフの根拠はゼロである。
【2006年12月22日掲載記事】
[2006年12月25日10時00分]
▽関連記事
50年後は人口8000万人台に 出生率大幅に下方修正 [共同通信]
http://www.asyura2.com/07/bd47/msg/125.html
投稿者 white 日時 2006 年 12 月 20 日 20:27:39: QYBiAyr6jr5Ac
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