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(回答先: 「ニセ科学」入門 投稿者 white 日時 2006 年 12 月 22 日 01:10:31)
菊池誠氏の論文では、数百万度の高温が必要と考えられていた核融合を常温で実現する常温核融合を否定されているようですが、実際には常温核融合が存在することは科学的に確認されており、現時点ではさまざまな分野への応用が考えられているようです。
以下の記述はNature誌の2005年4月号に掲載された記事の要約で、直接の引用元は日経サイエンス2005年9月号の記事です。記事では常温核融合ではなく「低温」核融合としていますが。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の物理学者達はバケツ大の装置を使って核融合を起こすことに成功した。装置の中核部分はタンタル酸リチウムの結晶で、結晶にタングステンの針を立て、液体窒素温度に冷やした後に約−3℃まで温めると、針の周囲に強い電場が集中する。これによって、針の周囲にあった重水素イオンが加速され、重水素を含む標的にぶつかって核融合が起こった。
これは手のひらサイズの中性子発生器につながる可能性があり、小型人工衛星の姿勢制御エンジンや高感度医療への応用が考えられる。
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