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□FBI、ジョン・レノン殺害事件ファイルを全面公開=決定的な事実出ず [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2889439/detail
FBI、ジョン・レノン殺害事件ファイルを全面公開=決定的な事実出ず
【ライブドア・ニュース 12月21日】− AP通信によると、元ビートルズのメンバーで、1980年に熱狂的なファンとされるマーク・チャップマンによって殺害されたジョン・レノン氏の殺害事件について、1981年から情報公開を求めてきた研究者の請求が受け入れられ、FBI(米連邦捜査局)による捜査ファイルのうち、これまで公にされてこなかった最後の部分が明らかになった。ただ、公開された最後の10ページには、レノン氏と左翼系反戦団体とつながりを示すものが含まれていたものの、米政府がレノン氏を排除すべき脅威と考えていたことを示すような内容はなく、殺害事件は反戦を訴えるレノン氏が邪魔だった米政府の差し金という、いわゆる「陰謀論」の証拠となるようなものはなかった。
請求を起こしていたのは大学の歴史研究家であるジョン・ウィーナー氏で、事件の数カ月後にレノン氏殺害に関する本を執筆する際に、FBIに対して情報公開を求めていた。1981年にごく一部のファイルが公開されたに過ぎず、その後、政府を相手取り訴訟を起こし、1997年に最後の10ページ以外が公開された。司法省はこの部分を非公開扱いにしてきたが、2004年に裁判所が公開するよう命令し、今回、最後の部分が日の目を見るに至った。
公開された情報を閲覧したウィーナー氏は、20日付けロサンゼルス・タイムズ紙のなかで、その10ページ分の記載は1970年代初期のロンドンでのレノン氏の動向に関するものであることを明らかにした。
米政府は当該部分の情報公開を拒んできた理由として、最後の10ページには「某国から秘密裏に受けた情報が含まれており、公開した場合、その国から外交・政治・経済などの報復を受けるおそれがある」ためだと説明していた。
今回これが、英政府によるレノン氏の監視報告だったことが明らかとなったが、内容は「左翼系団体の書店などに出資を求められていたが、結局レノン氏は資金を出さなかった」「破壊的活動への資金提供を行った証拠はない」など、左翼活動家との接点を示すものだが、実際に活動を行った証拠を示すものではなかった。
ウィーナー氏は同紙のなかで、「これを公開したからといって英政府が軍事侵攻してくるわけがない。FBIが25年もの間語っていた国家安全保障に関する主張がまったくでたらめなものだったことが明らかになった」と述べている。 【了】
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ライブドア・ニュース 中西庸記者/nk
(参照:http//blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2006年12月21日12時05分
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