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【ソウル9日聯合】無所属で大統領選に出馬している李会昌(イ・フェチャン)候補は9日、「間もなくすべての政党を1つにまとめた新たな政党を作る」と述べ、新党旗揚げの意向を公に示した。KBSでの候補演説放送を前に配布した資料を通じ明らかにしたもの。これまで李候補が大統領選の勝敗とは関係なく来年の統一地方選挙まで政治活動を続ける考えがあると示唆したことはあるが、具体的に新党設立の意志を示したのはこれが初めて。大統領選後の政治勢力化を明確にすることで浮動票を獲得するとともに、選挙後に生じるかもしれない政治激変に備える狙いと思われる。
李候補は、単に執権のために大統領選に出馬したのではないとした上で、「大韓民国のアイデンティティーと核心価値を守り、未来ビジョンをともにするすべての勢力と連帯し、新たな未来を開いていく」と主張した。国民中心党公認の沈大平(シム・デピョン)候補が先ごろ李候補との一本化を宣言し、正式に候補を辞退したが、この国民中心党との連帯はこれに向けた第一歩であり、今後はハンナラ党を含め、新たな未来を夢見るすべての勢力と力を合わせていくと述べた。「目前に苦難と挫折があり、当面の夢の実現は難しいとしても、あきらめることはしない」と強く主張した。
また、大韓民国が過ちを犯し後ろ向きに歩き出すことを過去5年間のように無力にただ見ているわけには決していかないとし、「この政党は大韓民国の核心価値を守る番人となり、新たな未来を開くたいまつとなる」と強調した。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2007/12/09/0900000000AJP20071209001600882.HTML