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出典 http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/ea/12/
ディスコで乱痴気騒ぎの「不良日本人」----SAFETY JAPAN
松村テクノロジー社長 松村喜秀氏
2007年12月7日
これまで述べたように海外には日本人が想像できないような危険な場所がある。こともあろうか、そんな危険な場所に日本人女性グループが堂々と入り込み、こちらが恥ずかしくなるような振る舞いをしていることがある。
例えば、東南アジアではディスコは犯罪の温床である。麻薬のアジトにもなっており、わたしたちがそうした場所に調べに行くと、驚いたことに日本人女性のグループが大騒ぎしているのだ。
ディスコといっても男性ストリッパーが踊っていて、おカネをあげると服を脱ぐようないかがわしい場所だ。わたしには男性ストリッパーなど何の興味もないが、日本人女性たちはキャーキャー言いながら、パンツに紙幣をはさんでいる。
若者だけでなく、分別のあるだろう中高年女性たちも騒いでいるのだからあきれる。最初は静かにしているのだが、そのうち、若者よりも騒ぎ出し、乱痴気騒ぎを始める。
先日、目撃した光景には仰天した。ダンサーと一緒になってテーブルの周りをぐるぐる回って電車ごっこをしているのだ。見ていて、こちらの方が恥ずかしくなる。
また、ある時などは下着姿で靴を脱ぎ捨てて、踊っている日本人女性を見たこともある。路上には麻薬の注射針が捨ててあるような場所で、そんなことをやっているのだから、ひょっとすると麻薬もやっているのかもしれない。
麻薬にはまり現地に居着く日本人も
東南アジアで麻薬にはまってしまい、現地に居着く日本人女性もいる。彼女たちの多くは現地の男性とくっつき、一緒に生活しながら観光ガイドや小さな飲食店で生計を立てている。
ところが、その飲食店も本当は売買春のあっせんの場なのだ。麻薬を買う金ほしさに男の言われるまま売春を行っている。そこから犯罪に巻き込まれるかもしれないし、病気に感染する危険もある。
彼女たちも日本ではきっと普通のOLだったのだろう。わたしはそういう女性たちの救出にかかわったこともあるが、みんな根はまじめそうな娘たちだ。
それが一夜で変わってしまう。そんなに簡単に変われるのは自分自身がないからだろう。環境によって、白くも黒くもなる。自分に対するプライドや自信、家族、友人に対する感謝や思いやりの気持ちがないから、そんなことができるのだろう。
だから、本当は「まじめ」とは言えない。生きることに対して「不まじめ」なのだ。
会社でストレスがたまっているから息抜きでやったなどという娘もいるが、その程度のストレスは誰にでもある。
男女を問わず日本の若者の中には数カ月アルバイトをしてお金をためては東南アジアに出かけていって、気ままに暮らす人々もいるが、危険な繁華街に入り浸っていたら、いつかは麻薬のとりこになってしまう。
乱痴気騒ぎをするのは相手の国に失礼
東南アジアには素晴らしい自然、素晴らしい場所が多い。素晴らしい人たちも住んでいる。危険な場所に入り込み、危険な連中と付き合って、乱痴気騒ぎしているだけでは情けない。
相手の国に対しても失礼ではないか。その国の歴史や文化をちゃんと理解して節度とモラルを持った旅行をするのは当たり前のことで、日本における普通の振る舞いを海外でも行えばいいだけだ。
ところが、海外に行くとそのモラルが消えてなくなる。特にグループでの行動になると、周囲が見えなくなって、恥ずかしいことも平気でやってしまう。
そんな行為が相手の国をバカにしていることに気付かないのだろうか。こうした旅行客が犯罪に巻き込まれて、我に返り、青くなっても同情はできない。
なかにはだまされて知らぬ間に麻薬の運び人に仕立て上げられる日本人旅行者もいるのだ。国によっては麻薬の所持は死刑ということもある。そうなっては取り返しがつかない。
どこにいても人間として当たり前のモラルとルールを守る。日本の旅行者にはぜひ心してもらいたい。
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(ひとこと)
この投稿を読んで、ニポン人として恥ずかしいと感ずるのか、それとも教育に問題を感ずるのか、それとも東南アジアの環境を問題視するのか、個人の問題と割り切って私は関係ないと思うのか、感ずることは人それぞれだと思います。
もっとも問題なのは「何も感じない」、「何もしない」と言う事なのでは・・・・・・・・・・・・?