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「燃える氷」と呼ばれ、新しいエネルギーとして注目を集めているメタンハイドレートが韓国の東海の海底に大量に埋蔵されていることが確認されました。
政府は韓国での天然ガスの消費量の30年分に当たるとみて、2015年から本格的な生産に取り組む計画です。
メタンハイドレートは、メタンを中心にして周囲を水分子が囲んだ物質で、氷のような形で、火をつけると燃えるために「燃える氷」と呼ばれています。
このメタンハイドレートは1立方メートルを1気圧の状態で解凍しますと、164立方メートルのメタンガスに変わり、燃焼する際に排出する二酸化炭素の量は石油や石炭の半分程度のため、これまでの化石燃料に代わる環境に優しいエネルギーとして注目されています。
産業資源部は今年9月下旬から東海の鬱陵盆地の3つの海域で作業を行った結果、浦項から北東135キロの海底で最高130メートルの厚さのメタンハイドレートの層が確認されました。
これはこれまで世界最大規模として知られているカナダでの埋蔵層より15メートル厚いもので、産業資源部は少なくとも韓国の天然ガス消費量の30年分にあたる6億トンのメタンハイドレートが埋蔵されているものと推定しています。
政府は来年上半期まで詳しい埋蔵量などを調べた上で、実用化に向けた研究を重ねて、2015年から本格的な生産に取り組むとしています。
http://rki.kbs.co.kr/japanese/news/news_detail.htm?No=29119