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(回答先: 文国現候補、「大韓民国再創造100大公約」発表 − 聯合ニュース 「韓米FTAは賛成」「大学入試の廃止」 投稿者 kaname 日時 2007 年 11 月 23 日 17:29:19)
金大中(キム・デジュン)前大統領が22日、「戦争の危機」にまで言及して政権交代に対する懸念を表明し、物議を醸している。
金前大統領はこの日、ソウル・汝矣島のホテルで、小説家のファン・ソギョン氏やソウル大の白楽晴(ペク・ナクチョン)名誉教授など進歩派の文化人・芸術家らが主催した行事に出席し、「今回の大統領選で、この10年間を“失われた10年”などといって否定し、それ以前の時代に戻ろうという政権が誕生すれば、わが民族の将来と運命は自ずと決まってくる。まかり間違えば戦争への道に進みかねない」と述べた。「失われた10年」とは、金大中、盧武鉉(ノ・ムヒョン)両政権の10年間の失政によって国家としての競争力などを失ったという意味で、ハンナラ党が政権交代を主張する中でよく使う表現だ。
金前大統領はこれまで、旧与党系の大統領候補の一本化などを要求してきたが、「進歩派」を「われわれ」と表現して仲間と見なし、公然とハンナラ党政権の誕生に反対を唱えたのは今回が初めてだ。
金前大統領はさらに、「今、わが国では保守派が国民の支持を集め、勢力を拡大している。だが、メディアの世論調査の結果を見ると、進歩派や中道的な候補者を支持する人は7、8割を占めており、まだわれわれ(旧与党系)の支持基盤は健在だ。しかしながら、今われわれは弱体化し、敗北意識にとらわれて力を発揮できないでいる。こんな状況で勝利はあり得るだろうか」と訴えた。
このほか、金前大統領は「前職の大統領としては、静かに見守っていた方が国民から尊敬されるということは分かっているが、一方で無念さをにじませる声も聞こえてくる。そんな中でわたしもがんばっている」「われわれが志を一つにし、力を合わせて前に進んで行けば、怖いことなど何一つない」などと述べた。
一方、旧与党系候補者の具体的な一本化策などについては「マスコミのインタビューなどで何度もお話ししている」と述べるにとどまった。金前大統領は最近、オーマイニュースなどのインタビューに対し、「今政党の合併が難しいのなら、(創造韓国党の)文国現(ムン・グクヒョン)候補とも連携して大統領に当選させ、(来年春の)総選挙後に合併してもいいだろう」と述べ、政党の合併よりもまず候補者の一本化が優先する案を打ち出していた。
http://www.chosunonline.com/article/20071123000049