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(回答先: [主張]鄭東泳の文国現支持が唯一の希望 − オーマイニュース 投稿者 kaname 日時 2007 年 11 月 21 日 19:06:22)
大統領選:支持率3位に低迷、四面楚歌の鄭東泳氏(上)
大統合民主新党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)候補の苦悩が深まっている。勝負をかけた民主党との統合交渉が決裂直前の状況であり、また単一化の話し合いが別に進んでいた創造韓国党の文国現(ムン・グクヒョン)候補は、20日になって逆に鄭候補の辞退を要求し始めた。新党には、大統領選挙よりも来年の総選挙に照準を合わせて地方区から離れられない議員も少なくない。支持率も野党ハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)候補、無所属の李会昌(イ・フェチャン)候補に続き3位にとどまっている。鄭候補陣営ではこのような状況を打開するために、候補の座をかけて正面突破すべきとの話も出ている。
◆鄭東泳候補「民主党との交渉を打開する」
鄭候補は20日に放送記者クラブで行われた討論で民主党との統合について、「交渉というのは常に、最終段階になると駆け引きが激しくなるものだ。わたしは妥結すると思う」と述べた。しかし民主党の立場は強硬だ。李仁済(イ・インジェ)候補はこの日独自の出馬を宣言し、民主党は「新党は詐欺政党で背信政党だ。これ以上交渉を続けることはない」と攻撃した。民主党のユ・ジョンピル報道官は、「鄭候補は民主党との約束も守らないくせに、文国現候補や権永吉(クォン・ヨンギル)候補との連帯について語っている」と非難した。
文国現候補もこの日の記者会見で鄭候補の候補辞退を要求し、この問題をテレビ討論で取り扱おうと提案した。鄭候補陣営の金賢美(キム・ヒョンミ)報道官は、「一部で過激な発言が出ているが、文候補が一本化のための討論を提案したものと受け止めている」と述べた。
http://www.chosunonline.com/article/20071121000019
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大統領選:支持率3位に低迷、四面楚歌の鄭東泳氏(下)
◆新党内部でのリーダーシップにも問題が
一本化が困難なもう一つの理由は新党内部の分裂だ。民主党との統合については新党の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領のグループや若手議員、民主党を離脱したグループ、中堅議員までが、「民主党には30%以上の持ち分を絶対に与えることはできない」と反対している。鄭候補が直接合意して署名した5対5の対等な統合は、絶対に認められないとしている。そのため鄭候補としては、民主党との交渉よりも、党内部での話合いを優先しなければならない状況となっているのだ。鄭候補陣営の金賢美(キム・ヒョンミ)報道官は民主党との統合に反対するグループに対し、「大統領選挙よりも総選挙のことばかり考えている」と非難した。
◆盧大統領とは大きく異なる
鄭候補はこの日、放送記者クラブで行われた討論で、「盧大統領と自分は大きく異なる」と述べた。盧大統領が最近、「湖南出身の政治家とは協力して仕事ができない」と述べたとの報道についての質問に対しても、「言ってはならないことを言った」と非難し、「自分は参与政府(盧武鉉政権)の皇太子ではなく、誰よりもこき使われた牛のようなものだった」と語った。
鄭候補にとっては「盧大統領との関係をどうするか」も現時点での悩みの種だ。鄭候補陣営では「支持率低迷の最も大きな原因は、実は盧大統領だ」との発言がよく飛び出す。盧政権の失政に対する国民の審判心理が非常に大きく、与党陣営の代表である鄭候補に対してその怒りが集中的に向けられ、支持率の低迷につながっているというのだ。
◆鄭東泳候補、正面突破へ
これらの困難な状況に対して鄭候補は正面突破を準備しているという。最初の課題は、民主党との統合と候補者一本化だ。鄭候補は近く新党で緊急の役員会を招集し、民主党との統合を再度認めさせる考えだ。これにより民主党と新党内部の不満を一気に整理することを狙っている。鄭候補の側近たちは、「候補としての立場を賭けることもあり得る。候補者なしに大統領選挙を戦うことができるのか」との発言も出ている。
http://www.chosunonline.com/article/20071121000021
※コメント:
結局のところ、ウリ党存続を巡った路線対立がいまだ続いているようだ。
盧大統領はウリ党存続派。従来型の流動性の高い政治は通用しなくなっており、先進国の政党のように評判が落ちても存続させるべき、という立場。
鄭東泳は、ウリ党解党派。いまだに流動性の高い政治が可能だと思っているらしい。解党して民主新党を結党している。
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文国現候補、新党・創造韓国党を旗揚げ − 韓国速報 (盧大統領と連携)
http://www.asyura2.com/07/asia9/msg/460.html