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ポル・ポト政権の元副首相拘束、訴追へ カンボジア（ＣＮＮ）
2007.11.12 Web posted at: 12:51 JST - CNN/AP
プノンペン──カンボジア警察は１２日午前、１９７０年代のポル・ポト政権時代に副首相や外相を務めたイエン・サリ氏（７７）と、イエン・チリト夫人（７５）を自宅から連行した。国民大虐殺を行った同政権幹部の人道罪を裁くクメール・ルージュ特別法廷の事務所に向かったと見られている。
警察は午前５時半頃、イエン・サリ氏の自宅周辺を封鎖し、午前６時頃に警察と特別法廷の関係者が自宅に入った。午前９時半頃、一行は同氏夫妻を１０台の車列で連行した。同氏の拘束は、今のところ正式に発表されていない。
イエン・サリ氏の拘束は以前から広く予想されていた。ＡＰ通信が入手した今年７月１８日付の法廷文書では、同氏と当時社会問題相だったイエン・チリト夫人が訴追対象者として名指しされている。特別法廷の検察当局は、これで訴追対象者５人のうち４人を拘束した。
イエン・サリ氏は先月、健康診断のため訪問したタイの首都バンコクでＡＰ通信に対し、国民の強制移住や強制労働、虐殺への関与を全面的に否認した。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200711120008.html
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