★阿修羅♪ > アジア9 > 494.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 【韓国大統領選】ハンナラ党の李会昌元総裁が離党し出馬(国民中心党を吸収、朴槿恵と高建も参加?)本当に読めなくなってきた。 投稿者 kaname 日時 2007 年 11 月 03 日 10:06:51)
【社説】適切でない李会昌氏の出馬
李会昌(イ・フェチャン)元ハンナラ党総裁の大統領選挙出馬宣言が秒読み段階に入った。 李元総裁の発言や態度を見ると、すでに出馬の決心は固めているようだ。 出馬説を否定せず、李明博(イ・ミョンバック)候補に対しては批判を越えて非難までしている。 ハンナラ党と李明博候補を「中途半端な地帯で親金正日(キム・ジョンイル)勢力の顔色をうかがう日和見主義者」と言ったのは、決別を覚悟していなければできない発言だ。 党に対する愛情が残っているのなら、また公式党内選挙で選出された候補が当選することを希望するのなら、忠告や指摘をするはずであり、低劣な非難はしないだろう。
李元総裁が大統領選に出馬するのは自由だ。 大韓民国の国民は誰でも政治的な自由を享受する権利がある。 しかし李元総裁は1997年の大統領選当時、新韓国党をハンナラ党に変えた当事者であり、2度もハンナラ党大統領選挙候補として出馬している。現在もハンナラ党党員だ。 李元候補が李明博候補やハンナラ党の路線にそれほど不満があるなら、ハンナラ党の党内選挙に出馬して審判を受けるのが適切だったはずだ。 選挙を40余日後に控えた今になって離党し、無所属候補として出馬することこそが、日和見主義的な行動ではないか。 これは法と原則を強調してきた李元総裁の姿とは異なる。
李元総裁側が主張する‘スペア候補論’も適切でない。 李明博候補の身辺に問題が生じた場合に備えて保守陣営も複数の候補が必要だという論理は説得力がない。 あたかも李明博候補の落馬を期待しているかのように聞こえたりもする。 人の不幸を待つ李元総裁の姿は彼のイメージには合わない。
もちろん事態がこれほど大きくなった原因は李明博候補の側にもある。 党内選挙が終わった後、李明博候補はライバルだった朴槿恵(パク・クンヘ)前代表や党の元老である李元総裁を積極的に引き込まなかった。 側近を放置した点も誤りだ。 朴前代表側を狙って「党内にまだ李明博候補を認めない勢力があることを決して座視しない」(李在五最高委員)、「李会昌元総裁が出馬するのなら、2002年大統領選の残金疑惑を解消すべきだ」(李方鎬事務総長)などの激しい発言は和合を自ら崩す自害行為だ。 党内選挙で惜敗した朴前代表の気持ちとネガティブな選挙戦に巻き込まれて大統領選で二度も苦汁を嘗めた李元総裁の悔恨をなだめる責任は李明博候補にあった。
大統領になろうという人はこうした統合のリーダーシップも備えていなければならない。 これは李明博候補の役割だ。 個人の意志で出馬はできるが、政治道義上の問題点に対する批判は甘受しなければならない。 これは李会昌元総裁だ。 そして2人がどのように動くかを見守りながら評価するのは国民の役割だ。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=92533&servcode=100§code=110