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暴力団への殺害依頼検討 金大中事件前にKCIA
2007年10月13日 18時24分
【ソウル13日共同】1973年8月に韓国の野党指導者、金大中氏(後に大統領)が東京のホテルで拉致された「金大中事件」で、拉致に関与した韓国中央情報部(KCIA、現在の国家情報院)の元要員が、拉致前にKCIA内部で金氏の殺害を日本の暴力団に依頼することが検討されていたと証言していたことが13日、分かった。韓国政府筋が明らかにした。
元要員は、歴代政権下の人権弾圧などを調べる国家情報院の「過去事件の真相究明委員会」で証言。同委員会は調査を終え、この証言も盛り込んだ報告書を近く公表する。公表されれば、朴正熙大統領(当時)政権下で金氏の暗殺計画があったことを政府として初めて認める形になる。
委員会は、拉致が李厚洛(イフラク)KCIA部長(当時)の指示で20数人が参加して実行されたことを確認。このうち拉致の実行にかかわった元要員が「当時KCIA内には(金氏を)殺害する意図があった。(日本の)やくざへの殺害依頼が検討されたが、成功は難しいと判断、韓国に連れ戻すことにした」と話した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007101301000306.html