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ミャンマーでケシ栽培地が激増、汚職など要因 UNODC(CNN)
2007.10.11 Web posted at: 16:53 JST - CNN/AP
国連本部――国連薬物犯罪事務所(UNODC)は10日、ミャンマー(ビルマ)でのケシ栽培面積が今年、前年比で約29%増加の基調にあるとの報告書を発表した。06年までは6年連続で減少しており、同事務所は今年だけの傾向かどうかの分析を進めている。
激増の背景についてはミャンマー軍政内での汚職、管理不足などの要因を挙げている。また、少数民族の武装勢力の活動が活発な地域が栽培地となっており監視の目が行き届かないのも一因。武装勢力はアヘン密売を武器購入資金にしているとされる。
ケシはアヘン、ヘロインの原料となる。1998年の耕作面積は約32万1230エーカーだったが、隣国タイやラオスとの共同撲滅作戦の成果もあり昨年は5万3100エーカーに減少。しかし、今年は約6万8450エーカーに増えたという。
アヘン生産でミャンマーは、アフガニスタンに次ぎ世界2位。アフガンでもケシ栽培地は拡大しているとされ、UNODCによると昨年の約40万8000エーカーが今年は47万7000エーカーに増えている。
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200710110018.html