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日朝国交正常化へ決意 高村外相国連演説 給油継続も努力表明【東京新聞】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007092902052575.html
2007年9月29日 夕刊
【ニューヨーク=共同】高村正彦外相は二十八日夜(日本時間二十九日午前)、国連本部で開かれた国連総会一般討論で演説し、日朝関係について「拉致問題の解決とともに『不幸な過去』の清算に取り組む」と述べ、国交正常化実現を目指す決意を表明した。
インド洋での海上自衛隊給油活動に関しては「継続が可能となるよう努力する」と明言した。
ミャンマー情勢では、取材中の日本人ジャーナリストが銃撃され死亡した事件に触れ「死傷者が発生した事態は極めて遺憾」と述べた。その上で、ミャンマー軍事政権に最大限の自制と対話による解決を求めた。
地球温暖化対策では、京都議定書に代わる新たな国際枠組みに関し「すべての主要排出国を含む枠組みづくりのための中期戦略」を提唱。来年の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)での合意形成に向けた議論で日本が主導権を発揮する考えを強調した。
高村氏はイラク、アフガニスタンの復興支援に引き続き貢献していく方針を表明したほか、東ティモールなどアジア・アフリカ諸国の民主化支援にも積極的に取り組む決意を示した。またアフリカ開発では来年、横浜でアフリカ開発支援会議(TICAD)が開かれることを念頭に「平和と安定の定着に向けた貢献を一層拡充する」と述べた。
また、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りに向け、国連改革の重要性を強調した。