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(回答先: ミャンマー軍事政権、デモに実力行使・僧侶ら300人拘束【日経】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 9 月 26 日 22:01:36)
デモ隊に発砲、2人死亡 200人拘束 ミャンマー軍事政権【産経】
http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070926/wld070926009.htm
燃料費の引き上げに端を発したミャンマー軍事政権を批判する僧侶と市民らの大規模デモで、軍事政権側は26日、最大都市ヤンゴンで制圧のためデモ隊に発砲。ロイター通信によると、この衝突で少なくとも僧侶2人が死亡し、僧侶約200人が拘束された。僧侶を巻き込む流血の事態となったことでミャンマー情勢は重大な局面を迎えた。こうした情勢を受け、ブラウン英首相は同日中の国連安保理の緊急会合招集と、早期の国連特使派遣を呼びかけた。
9日連続となるこの日、治安当局は、デモ拠点となっているヤンゴン中心部の仏塔シュエダゴン・パゴダの入り口を封鎖。このため、別の仏塔のスーレ・パゴダ方面に移動した僧侶ら約7000人と衝突となり、発砲のほか、警棒で僧侶を激しく殴打し、催涙ガスも放った。ロイター通信は、僧院関係者の話として僧侶2人が死亡したと伝えた。病院関係者は1人死亡、5人が負傷したとしている。
当時の状況について、在ヤンゴン仏大使館の外交官はフランス通信(AFP)に「治安部隊の発砲は最初は空中に、その後、デモ隊に対して行われた」と語った。
敬虔(けいけん)な仏教徒が国民の9割を占めるミャンマーだけに、僧侶を殴打して引きずり回す治安当局者に対し、市民からは「愚か者、愚か者」との罵声(ばせい)が飛んだという。デモは26日夕に解散した。
軍政は25日夜、ヤンゴン市内に治安部隊を配置したほか、ヤンゴンと中部マンダレーに夜間外出禁止令を出し、5人以上の集会を禁じた。
ミャンマーでは1988年、26年間続いたネ・ウィン社会主義体制が民主化要求デモで崩壊したが、国軍によるクーデターで国家法秩序回復評議会(SLORC)が全権を掌握。デモ鎮圧の際、軍の発砲で約3000人が死亡したとされる。(バンコク 菅沢崇)
(2007/09/26 21:19)