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(回答先: 米韓首脳、北朝鮮が核放棄なら和平体制構築方針で合意【読売】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 9 月 07 日 21:59:45)
http://news.livedoor.com/article/detail/3301795/
韓米首脳会談:明らかになった両首脳のやりとり
2007年09月11日09時03分
7日に行われた韓米首脳会談後の記者会見は盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の非礼騒ぎで波紋を引き起こした。当時の詳しい状況は次の通りだ。
7日午後2時30分(韓国時間)から55分間にわたり首脳会談を行った盧大統領とブッシュ大統領は、3時25分に記者を呼び15分間公開の場で会談の内容を説明した。ブッシュ大統領はリラックスした雰囲気で包括的に語ろうとしていた。米国側の韓国語通訳担当者は、単語の一つ一つを訳すのではなく、一種の意訳を行っていた。英語を得意とはしない盧大統領は、自らが期待した言葉が出なかったことからもう1度話してほしいとブッシュ大統領に要請し、ブッシュ大統領はすでに話したことをなぜもう1度要求するのかという反応を示した。
最初に口火を切ったブッシュ大統領は、6カ国協議と韓半島(朝鮮半島)の未来について、「北朝鮮の指導者が核兵器プログラムを全面的に解体した場合には、“韓半島の新しい安全保障体制(a new security arrangement)”を実現できるだろう」と述べた。米国側の通訳はこれを「解体する場合には多くの変化があるだろう」と訳した。首脳同士の対話はそれぞれが通訳を伴って行われる。
盧大統領は不十分だと感じたのか、「閣下は先ほど韓半島平和体制あるいは終戦宣言について語らなかったようだが、韓国の国民たちが聞きたがっているので明確に話してほしい」と要請した。韓国側の通訳はこれを英語に訳した。
ブッシュ大統領は「I said it's up to Kim Jong-il as to whether or not we're able to sign a peace treaty to end the Korean War.」と回答した。つまり「韓国戦争(朝鮮戦争)を終結させる平和条約に署名できるかどうかは、金正日(キム・ジョンイル)に懸かっているとわたしは話した」と解釈できる。米国側の通訳はこれを「わたしが話したいのは、われわれが平和体制について提案するかどうかが重要であるのは、金正日総書記に懸かっているということだ」と訳した。「終戦」と「平和条約への署名」が抜け落ちたまま伝えられた。
盧大統領はこれを聞いて笑みを浮かべながら、「同じ話だ」として再び説明を要求した。
ブッシュ大統領はこれに対してあっけにとられた様子で、「これ以上何をはっきりと話せというのか分からない。われわれは韓国戦争の終戦(end the Korean War)を目標としているし、またそうなるだろう。ただしそれは金正日総書記が検証可能な形で核プログラムと核兵器を取り除いた時に可能となる」と語った。通訳は今回は「韓国での戦争はわれわれが終結させることができる」という部分を伝えた。
会談はこの発言を最後に15分で終了した。
辛貞録(シン・ジョンロク)記者