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中国産食品への抵抗感、「世代・学歴・地域」で違い [朝鮮日報]
http://www.asyura2.com/07/asia9/msg/268.html
投稿者 white 日時 2007 年 8 月 19 日 15:56:19: QYBiAyr6jr5Ac
 

□中国産食品への抵抗感、「世代・学歴・地域」で違い [朝鮮日報]

▽中国産食品への抵抗感、「世代・学歴・地域」で違い(上)

 http://www.chosunonline.com/article/20070819000020

記事入力 : 2007/08/19 14:33:59
中国産食品への抵抗感、「世代・学歴・地域」で違い(上)
【特集】韓国人の食生活に浸透する中国産食品


▲この赤唐辛子を見て中国産を区別できる若者はどれほどいるだろうか。若者の中国産に対する意識は下がる一方だ。8月13日、可楽洞農水産物卸売市場

 「食堂で原産地を考慮して注文したことはありません。味の違いもよく分からないし、あれこれ考えても仕方がないでしょう」京畿道議政府市に住む結婚1年目の若い主婦イ・ジユンさん(29)は、外食する時に食べる料理の食材が中国産か韓国産かなど考えたことはないという。「中国産=安物という考えは頭の中に根付いているが、実際の生活において中国産に対する抵抗感はそれほどでもない」というのだ。このような中国産に対するイさんの二重的な態度は同じ年代では決して珍しくはない。

 本紙が韓国リサーチに依頼し、今月7日に全国の満15歳以上の男女500人を対象に行ったアンケート調査の結果、「外食時に食べる料理の食材の原産地が韓国産かどうかはどれほど重要か」という問いに対し、10代の13%、20代の14.4%だけが「非常に重要だ」と回答した。一方、40代の43.3%、50代の49.3%、60代以上の60.9%は「原産地が非常に重要だ」と回答した。中国産農産物に対する認識で、世代間におけるはっきりした格差がみられた。

 職業別では農水産物を日常で直接生産・消費する農業・林業・水産業の従事者や主婦が、中国産に対して敏感な反応を示した。それと同様に農業・林業・水産業従事者の比率が高い光州・全羅道地域が中国産に対する抵抗感が強かった。また学歴が低いほど中国産に対する抵抗感が強かった。

◆「メイド・イン・チャイナ」に慣れきった若者たちは中国産に無感覚 

 調査の結果、中国産食材に対する一般的な認識は世代に関係なく否定的だった。「中国産農水産物の衛生状態についてどう思うか」という質問に対しては、「特に心配していない」「まったく心配していない」という回答を合わせてもわずか4.8%に過ぎず、中国産に対する全般的な信頼度は非常に低かった。

 中国産に対する心配の度合いは世代ごとに異なっていた。「非常に心配している」は10代で37.6%、20代で43.6%だったのに比べ、40代以上では60%を越えた。これに対し、「中国産に比べて価格が高くても韓国産を食べる」という回答も10代と20代ではそれぞれ21.1%と16.3%だったが、40代以上では30%以上が韓国産を選択すると回答した。

金潤徳(キム・ユンドク)記者

キム・ミリ記者

キム・ウソン記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS


▽中国産食品への抵抗感、「世代・学歴・地域」で違い(中)

 http://www.chosunonline.com/article/20070819000021

記事入力 : 2007/08/19 14:34:48
中国産食品への抵抗感、「世代・学歴・地域」で違い(中)
【特集】韓国人の食生活に浸透する中国産食品

 消費者団体のムン・ウンスク企画課長は、「中国ブームが始まった1990年代に幼少時代を過ごした10代と20代は、子供のころから中国産を幅広く利用して育ってきたので、中国産農水産物に対する抵抗感がそれ以上の世代に比べて低い」「壮年の世代は原産地がすぐにわかる加工がされていない農水産物に慣れているが、若い世代は一つの商品に多くの原産地の材料が含まれる加工食品を消費してきた世代なので、中国産に対する抵抗感が低い」と分析した。全北大学食品工学科の申東禾(シン・ドンファ)教授は「食品の国際化による自然な結果だ。若い世代にとっては感性的に身土不二を訴える戦略はこれ以上効果がないことを示している」と説明した。

◆職業別では主婦・農業従事者、地域別では光州・全羅道地域が敏感 

 職業別にみると、主婦と農業従事者の韓国産食材に対する思い入れが強かった。「かなり高価でも韓国産を買う」と回答した農林水産業従事者は44.2%、主婦は33.6%で平均の27.7%を上回った。また、原産地の重要性を尋ねる質問に対して、「非常に重要だ」と回答したのは農業従事者(63.1%)と主婦(45.3%)で最も高い数値を示した。中国産農水産物の衛生状態についても、農業従事者の71.5%、主婦の71.4%が「非常に心配している」と回答し、平均の56.3%を上回った。

 調査を行った韓国リサーチの関係者は、「農業従事者は生活を脅かす警戒の対象として中国産を見ており、主婦は家族の健康に責任を持つため中国産を嫌うようだ」と解釈した。「農業従事者と主婦は中国産を目で見て区別できるので、その度合いは非常に強いだろう」との意見もあった。

 地域別では農業従事者の割合が高い光州・全羅南北道地域で中国産に対する抵抗が最も強かった。アンケートに参加した全羅南道務安で農業を営むアン・スンホンさん(70)は「韓国産愛用運動を展開して中国産を利用しないようにすべきだ」と強い口調で語った。

 また学歴が低いほど中国産に対して敏感だった。中卒以下で「原産地が非常に重要だ」と回答したのは47.8%で、高卒(37.7%)、短大在学以上(30.1%)よりも高い数値を示した。これは中卒以下の回答者のほとんどが中国産に対する抵抗感が大きい50代以上であることによるものとみられている。

金潤徳(キム・ユンドク)記者

キム・ミリ記者

キム・ウソン記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS


▽中国産食品への抵抗感、「世代・学歴・地域」で違い(下)

 http://www.chosunonline.com/article/20070819000022

記事入力 : 2007/08/19 14:35:31
中国産食品への抵抗感、「世代・学歴・地域」で違い(下)
【特集】韓国人の食生活に浸透する中国産食品

◆原産地確認教育により賢明な中国産消費文化の形成が必要 

 中国産に対する漠然とした不安感を持ちながらも、「原産地を確認したことがある」と回答したのはわずか19%に過ぎないことが明らかになった。このような中国産に対する認識と購買行為の不一致の傾向は、世代が若くなるほど大きくなる。

 専門家たちは「食品のラベル表示に原産地を明記し、加工情報を見て購入するか判断できるようにすべきだ。また、そのための消費者教育も必要だ」との点で意見が一致する。

 水原大学食品栄養学科の金喜燮(キム・ヒソプ)教授は「幼い頃から正確な情報をもとに賢明な購入決定を下す訓練が必要だ。そうしなければ今後更に増えていく中国産に対してうまく対処できなくなるだろう」と助言する。

 こうした中、中国産缶詰やパックの問題が続々と明らかになっている。中国の工場では病気にかかった牛を屠殺し、不潔な倉庫に保管して缶詰やパック詰めにしている。一般の食堂で注文を受けた際、素早く調理するためにこれらを温めて客に出す。可楽洞農水産物市場内のある食材店で、中国から輸入された肉と韓国産の肉を混ぜて調理したファーストフードを買いに来ていた商店主は、「ほとんどがバイキング食堂や結婚式場からの注文だ」と語った。

金潤徳(キム・ユンドク)記者

キム・ミリ記者

キム・ウソン記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS

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