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台湾鉄道に初の国産車両 秋にも登場 より速く、より快適に
【中日新聞】2007年8月11日 夕刊
【台北=野崎雅敏】百二十年の歴史のある台湾の鉄道に、初めて台湾製電車が走る見通しになった。在来線を運営する台湾鉄路管理局(台鉄)が導入を計画している「EMU700型」百六十両のうち、百四十八両を台湾企業が製造する。
台鉄によると、新型電車は通勤用を想定。運行は八両編成で最大二千四百人まで乗車できる。ステンレス製で軽量化を図り、設計上の最高時速は百二十キロ。
原型となる十二両は日本車両製で、うち八両が、今月末にも新竹−花蓮の北回り路線に登場する。残りの車両は、日本車両も出資する台湾車両公司(新竹県)が製造。既に試運転を行い、今秋にも営業運転を開始する。
台鉄は台湾高速鉄道(台湾新幹線)の開通後、中近距離輸送の充実に力を入れており、新型電車を順次導入することで、通勤・通学の快適化、快速化を図る。
台鉄の担当者は「台湾での電車製造は経済部(経産省に相当)の政策に沿ったものだが、維持、修理の迅速化やコストダウンにつながり、利用者へのサービス向上にもなる」としている。
http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2007081102040436.html