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□<南北首脳会談>日本メディア「核廃棄なら第2のノーベル賞も」 [中央日報]
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=90095&servcode=200§code=200
<南北首脳会談>日本メディア「核廃棄なら第2のノーベル賞も」
日本の主要新聞は8日の社説で、南北首脳会談に関し、韓半島を含む北東アジアの平和と安定に寄与するはずだという点を評価する一方、北朝鮮の核放棄に向けた実質的な進展の契機になるという希望を表した。
朝日新聞は「大統領は世界を代弁せよ」と題した社説で、「分断国家の最高指導者がじかに会って意見を交わすのは、両国間だけでなくこの地域全体にとって好ましいことだ」と評価した後、「核問題をはじめ北朝鮮を取り巻く緊張が和らぎ、安定する。その流れを確かなものにし、国際社会が希望を持てるような会談にするよう強く望む」と明らかにした。
同紙は首脳会談に関し、「‘年末の大統領選を有利に進めるため’などのいろいろな分析があるが、貴重な機会を最大限に生かさなければならない」という点を強調し、特に「私たちが最も期待するのは、核の放棄という6カ国協議の目標を、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の口から直接に確認させることだ」と指摘した。
同紙は、北朝鮮の核問題はすでに民族の枠だけで解決できない深刻な国際問題だという点を挙げ、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は米国や日本、中国、ロシアといった関係国とも事前に調整し、いわば国際社会の声を代弁する形で金総書記と話し合ってもらいたい」と要請した。
読売新聞は、南北首脳会談が北朝鮮の核施設稼働停止など初期措置の履行が終わり、次の段階に入る時点で開催される点に注目、「当然に6カ国協議の実質的な進展に資するものでなければならない」とし「盧大統領は、金正日委員長に核廃棄の早期実現をどう働きかけ、いかなる言質を引き出すのか。筋を通した姿勢で臨むべきだ」と注文した。
同紙は「盧政権が任期を半年しか残していない状況で、首脳会談で成果を急ぐあまり、足元を見られ、北朝鮮のペースにのせられる危険がある」と警戒し、「6カ国協議の枠組みの外で、韓国が独自に対北支援の増大を約束するならば、核問題の解決はかえって長引く恐れもある」と指摘した。
毎日新聞は「首脳会談が、北朝鮮の核廃棄という東アジア最大の問題にとってプラスになるのか、マイナスに作用するのか、それによって韓国の盧大統領の評価がはっきり分かれる」とし「‘首脳会談に失敗なし’と言われるが、北朝鮮の金正日委員長との首脳会談は、あらかじめ成功が約束されていないことを肝に銘じておかなくてはならない」と要請した。
同紙は特に「首脳会談で盧大統領に期待されているのは、核廃棄に向けて北の背中を押すことだ」とし、「6カ国協議を側面から支えて、核関連施設の無能力化を実現し、高濃縮ウラン計画を断念させ、金総書記に核廃棄の具体的スケジュールを約束させることだ」と強調した。
さらに「盧大統領が首脳会談でこうした成果を得た場合、金大中(キム・デジュン)前大統領に続き第2のノーベル平和賞に値するが、もし失敗すれば、北朝鮮の時間稼ぎに協力しただけに終わるだろう」と指摘した。
東京=YONHAPニュース
2007.08.09 17:31:49