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□「世界一の有料道路大国」で、高コスト体質に批判!20kmごとに高給の職員が待つ料金所―中国 [Record China]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070807-00000014-rcdc-cn
「世界1の有料道路大国」で、高コスト体質に批判!20kmごとに高給の職員が待つ料金所―中国
8月7日15時36分配信 Record China
2007年8月、会計監査院の李金華(リー・ジンホア)監査長が中国の有料道路の高コスト体質を批判した。
世界の有料道路長は約14万kmと推定されているが、うち70%にあたる10万kmは中国にあり、物価水準に照らして極めて高価な道路使用量が問題となっている。中国の有料道路は料金所を通過するときに一定金額を支払う仕組み。交通部の規定では料金所間の間隔は最低40km離すように定められているが、一部には20km間隔で料金所があるという。【 その他の写真はこちら 】
有料道路の料金が高いのは独占企業が暴利をむさぼっているためと指摘されている。ここ5年でそれ以前の50年を上回る道路建設投資が実行されている中国だが、投資のほとんどは銀行・企業などの民間から。道路建設費を返還し終わった後には無料となる建前だが、運営会社は投資額と利益額を公表せず、あと何年で借入金が返済できるかなどの経営状況を隠蔽していることがしばしばあるという。さらに、窓口で料金を受け取るだけの職員が月給8000元(約12万8000円)という中国国内では高い給与を得ていた事例もあるなど、高コスト体質も問題となっている。(翻訳・編集/KT)
最終更新:8月7日15時38分