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□汚職公務員が出演し赤裸々告白、ドキュメンタリー『貪欲の害』で思想教育―上海市 [Record China]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070807-00000004-rcdc-cn
汚職公務員が出演し赤裸々告白、ドキュメンタリー『貪欲の害』で思想教育―上海市
8月7日8時43分配信 Record China
2007年8月5日、報道によると、上海市紀律委員会ははびこる汚職を一掃するため、共産党員の思想教育用のドキュメンタリービデオ『貪欲の害』を製作した。汚職に手を出し処分された公務員がなぜ汚職に手を染めたか、どのような心理状態だったかをカメラの前で赤裸々に語ったもので、市の幹部と所定の階級以上の党員はこれを他山の石とするよう視聴が義務付けられた。
陳良宇・前中国共産党上海市委員会書記が重大な紀律違反容疑で党籍剥奪、公職解任処分を受けたばかりだが、このドキュメンタリーに出演しているのが その“取り巻き”たち11人。彼らは陳前書記の事件にかかわって処分を受けたうえに、ビデオ出演というある意味“さらし者の刑”に処せられたとの見方もある。
同前書記と兄弟のように親しかったという宝山区の秦裕区長は700万元(約1億1200万円)以上の賄賂を受け取った。「毎日十数時間汗水たらして働いてもわずかな給料。まわりの会社経営者たちは巨万の富を築いている。自分が持っている権力を利用してやろうと思った」と汚職の動機を話す。また祝均一前労働局長は「自分の出世は頭打ち、賄賂取るなら今のうち」とエスカレートして行った心境を語っている。(翻訳・編集/WF)
最終更新:8月7日8時43分
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□上海不正融資、陳元政治局員を逮捕…国家損害4800億円 [読売新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070807-00000301-yom-int
上海不正融資、陳元政治局員を逮捕…国家損害4800億円
8月7日3時7分配信 読売新聞
【上海=加藤隆則】上海市社会保険基金の不正融資事件で、司法当局は6日までに、元共産党政治局員の陳良宇・前同市党委書記(60)を収賄、職権乱用容疑で逮捕した。
消息筋が明らかにした。収賄額は約260万元(約4160万円)、職権乱用による国家財産の損害額は300億元(約4800億円)に達する見込みだ。
党最高幹部に当たる政治局員経験者の逮捕は、1998年、陳希同・元北京市党委書記が汚職事件で逮捕されて以来。陳元書記は収賄額55万元余りで懲役16年が確定したが、陳良宇前書記は収賄と国家財産損害額が多額で、胡錦濤政権が政治腐敗摘発への強い姿勢を内外に示す必要からも、厳刑が予想される。
最終更新:8月7日3時7分
□<中国共産党>前上海市書記の党籍はく奪 汚職事件に絡み [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070726-00000134-mai-int
<中国共産党>前上海市書記の党籍はく奪 汚職事件に絡み
7月26日22時49分配信 毎日新聞
【上海・大谷麻由美】中国共産党中央政治局は26日、上海の汚職事件に絡んで昨年9月に政治局委員と上海市党委員会書記を解任された陳良宇氏について、党籍をはく奪し、訴追手続きを開始すると決定した。中国中央テレビが同日報じた。政治局委員の刑事訴追は、95年に解任された陳希同・北京市党委書記以来。
中国では今秋、第17回党大会が開かれ、胡錦濤政権2期目の折り返し点となる。安定した政権運営と党への支持を拡大するためにも、胡主席は国民の批判が強い幹部の腐敗を「党の存亡にかかわる問題」と位置付け、厳しい姿勢で臨むとみられる。
党中央規律検査委員会の調査によると、陳氏は職権を利用して上海市の社会保険基金を不正に利用。土地開発や人事で他人に便宜を図った見返りに、陳氏や親族が多数の物品を受け取った。親族の企業活動で巨額の不正利益が得られるようにも取り計らった。女性問題でも重大な規律違反を犯した。「国家と国民の利益に重大な損失を与え、党のイメージを大きく損なわせた」と批判した。
中国誌「財経」によると、中国・上海市人民代表大会(議会)常務委員会は24日、陳氏の代表資格をはく奪した。全国人民代表大会(全人代=国会)の代表資格も取り消され、不逮捕特権がなくなった。
この汚職事件にかかわった陳氏の息子が昨秋、米国に逃亡したが、既に中国に連れ戻されたという。逮捕された幹部は10人以上で、一部の裁判は既に始まっている。
最終更新:7月27日2時1分
□汚職事件 上海市前トップ近く逮捕か [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070726-00000062-san-int
汚職事件 上海市前トップ近く逮捕か
7月26日8時2分配信 産経新聞
上海市人民代表大会(議会に相当)常務委員会は24日、上海の汚職事件で昨年9月に解任された同市の陳良宇前党委書記の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)の代表資格を剥奪(はくだつ)した。陳氏は近く正式に逮捕され、司法手続きがようやく始まる可能性がある。中国系香港紙・大公報(電子版)などが伝えた。
胡錦濤国家主席は秋の第17回党大会で人事を刷新し、政権の基盤固めを図る方針。陳前書記は江沢民前国家主席を頂点とする「上海閥」の要だったが、党大会を前に司法手続きに入るのは、指導部のほか地方政府など各人事を有利に進める狙いがありそうだ。
中国紙などによると、昨年発覚した幹部による収賄事件の70%で幹部の妻や子供、愛人がわいろを受け取っており、陳氏にも愛人がいたとされる。(北京 野口東秀)
最終更新:7月26日8時2分