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医療過誤の可能性 駐中国・韓国公使が突然死【中日新聞】
2007年8月6日 夕刊
【北京=城内康伸】韓国の黄正一(ファン・ジョンイル)駐中国公使が七月二十九日、北京の病院でリンゲル液の点滴中に突然死したことに関して、同病院の医師が、併用すると血栓が生じるなど副作用の危険がある抗生物質を同時に投与していたことが六日、北京の韓国大使館の調査で分かった。関係筋が明らかにしたもので、同筋は「医療過誤の可能性が高い」としている。
関係筋によると医師は、公使にカルシウムを含有する乳酸リンゲル液を点滴する際、ロシュ社製の抗生物質「ロセフィン」を合わせて注入した。ロ社や米食品医薬品局(FDA)は、カルシウムを含む薬品とロセフィンを併用しないよう警告していた。遺体解剖の結果、血管内に多くの血栓が生じていたという。
韓国大使館は正式な死因が判明するまで、外国人を主な顧客とするこの病院での治療を控えるよう、中国在住の韓国人に注意を呼び掛けている。
黄公使は二十八日昼にサンドイッチを食べて腹痛を起こし翌二十九日、病院で点滴開始直後、呼吸障害に陥り死亡した。
http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2007080602039044.html