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□【社説】人質事件、米国の役割を期待する [中央日報]
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=89925&servcode=100§code=110
【社説】人質事件、米国の役割を期待する
アフガニスタン人質事件が3週目に入り、米国の役割を促す声が高まっている。拉致グループが要求する‘タリバン収監者の釈放’のカギを事実上米国が握っているという認識が、‘米国の役割論’が提起されている背景だ。‘テロリストに譲歩しない’という原則を米国が守る限り、事態の解決が厳しいという判断が根底にある。
テロ犯に一度譲歩すれば拉致・人質事件はさらに増えるというのが、‘テロとの戦争’を主導する米国の見解だ。さらに大きなテロを招き、テロの悪循環を断ち切ることができない、ということだ。十分に同感できる主張だ。それでも同盟国の境遇を無視することはできないため、米国としても今回の事態はジレンマであるだろう。
米国が決めた原則に対しては、われわれが口を出せる立場ではない。ただ、切迫した状況であるため、より積極的に動いてほしいということだ。すでに2人の人質が犠牲になり、残り21人についても、明日にもどうなるか分からない状況だ。対応無策になっている韓国人の境遇を理解して、原則を守りながらも事態を解決できる方法はないか一緒に悩んでみようということだ。
宋旻淳(ソン・ミンスン)外交部長官とネグロポンテ米国務副長官が昨日、マニラで会い、事態解決のために両国が現実的に持つ使用可能なあらゆる手段を動員することにしたという。ケーシー米国務副報道官も一昨日のブリーフィングで、米国の人質政策の原則を再確認しながらも「米国はできる限りのことをする」と強調した。前向きなメッセージと聞こえる。今週末に予定された米・アフガン首脳会談で、さらに希望ある便りが入ることを期待する。
米国の影響力下にあるアフガンは厳然たる主権国だ。すべてのことを米国の思い通りに進めることもできないのが現実だ。米国の役割論を過度に解釈して、アフガン政府のすべての決定を米国せいにするのは道理に合わない。また今回の事態の本質はテロ犯による人質事件である。にもかかわらず、あたかも今回の事態が米国の責任のように話すのは間違いだ。米国役割論と米国責任論は厳格に区別されなければならない。
2007.08.03 09:50:58
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□アフカン人質釈放に米国介入「賛成」76.9% [中央日報]
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=89940&servcode=200§code=200
<Joins風向計>アフカン人質釈放に米国介入「賛成」76.9%
韓国人21人が、アフガニスタンの旧支配勢力・タリバンに拉致(らち)されたから14日目になった。
これまで韓国政府はアフガン政府を経由しタリバンと交渉してきたが、人質2人が殺害されるなど事実上何の成果もなかった。拉致被害者家族と一部団体などは2日、人質の釈放に向けて、米国が直接取り組むことを求めた。韓国民はこれについて、どう考えているだろうか。
ジョインス風向計が、1日「アフガン人質釈放に向けた米国の介入」について調べたところ「賛成」が76.9%で、「反対」(16.2%)よりはるかに多かった。米国の積極的な介入による解決策を希望していると見られる。米国の介入に「賛成」は、自営業者(86.5%)などで多く、「反対」は中卒以下(26.2%)、ブルーカラー(23.4%)、学生(29.4%)で相対的に多かった。
イ・ジウン記者
2007.08.03 15:39:43