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□インド、「持参金ハラスメント」により女の胎児中絶増加 [アメーバニュース/ロイター]
http://news.ameba.jp/2007/07/6155.php
インド、「持参金ハラスメント」により女の胎児中絶増加
7月31日 16時38分
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【ニューデリー 29日 ロイター】
インドの首都ニューデリーで、シーク教の指導者たちが大量のアルコールやタンドリーチキンを伴う派手な結婚式は「持参金ハラスメント」に当たるとして控えるよう呼びかけている。29日、地元各紙が報じた。
ニューデリーにおけるシーク教団体、デリー・グルドワラ管理委員会は、以前より厳しくなった新規則を遵守しないものには、結婚証明書を発行しないよう命じた。
「派手な結婚式を挙げるため、新婦の家族から金銭を搾取する習慣をやめさせないといけません。この持参金の習慣が、ひいては女の胎児の中絶を増加させているのです」と同委員会の委員長、パラミジット・シング・サーナ氏は言う。
サーナ氏は、シーク教徒たちに、酒と肉を提供しない結婚式を午前中にしめやかに執り行うよう呼びかけている。贅沢な結婚式は、平等を教義とするシーク教に適さない。
同国では結婚における持参金の要求は禁止されているものの、実際はまったく守られていない。同様に、超音波検査による胎児の性別確認も、富裕層で広く行われている。
昨年発表された医学論文誌「ランセット」によると、インドでは過去20年間に1000万人の女の胎児が中絶で死亡した。性比のゆがみは特に富裕層で顕著だという。
※この記事はロイター通信社との契約のもと、Amebaニュース編集部が日本語に翻訳しています。