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□ターゲットは日系 平壌美女の焼き肉店に群がる日本人 [日刊ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3234084/
ターゲットは日系 平壌美女の焼き肉店に群がる日本人
2007年07月16日10時00分
7月上旬、ある中国人の社長から電話があった。「ちょっと食事でもしないか……」。上海のある中華料理店で食事をしながら、商売の動向を聞くと、「最近、北朝鮮との貿易が伸びている」と言う。
「日本の某ブランドの子ども用品、今、これが飯のタネになるんだ」と、目下、日系工場の集まる上海で商品を求めて探し回っているふうだ。日本は06年10月、北が行った核実験をきっかけに北の船を入れないなど経済制裁を強化した。が、実際は中国人と中国の陸路を使って大量に物資を北に送り込んでいる実態が垣間見られる。
今月6日付の日本の新聞も「経済制裁に抜け穴」と題し、中古自転車や冷蔵庫、古タイヤなどが北に大量に流れていると報じていたが、この社長も日本製の傘や高級雑貨だけでも月に500万〜600万円は儲けているようなのだ。
日本製といっても昨今はほとんどがメードインチャイナ。足元の上海に集中する日系工場を物色する中国人貿易商は彼だけではないはずだ。一言で中国人といっても、このビジネスは中国東北部出身者の特権と言ってもいいだろう。同地に多く住む朝鮮族を使って物資がいとも簡単に国境を越えるさまは容易に想像がつく。
ところで、上海では平壌資本の焼き肉店がオープンした。だが、これは単なる焼き肉店ではない。7時半からのショータイム、ステージに居並ぶのはみな中国国内の朝鮮族ではなく平壌美女だ。事情通は「鎖国同然なのになぜ彼女たちは国境を越えられるんだ? 恐らく相当上層部の人間が関与している可能性がある」。
彼女たちの胸に輝く首領様のバッジ、祖国の豊かさを強調するかのように流れる平壌のテレビ放送、そして同店名物の滋養強壮焼酎。この異空間に群がる客の多くはなんと日本人。工場から製品を横流しする拠点にならなければいいが。(現地ライター・村井忍)
【2007年7月13日掲載】