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□いまだ冷めやらぬ中国の韓流ブーム [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070713000060
記事入力 : 2007/07/13 17:22:29
いまだ冷めやらぬ中国の韓流ブーム
江蘇省・無錫でアンドレ・キムのファッションショー開催
中国南部江蘇省の太湖周辺の都市である無錫で12日、韓国人デザイナー、アンドレ・キムのファッションショーが開催された。4月にこの地にオープンした大型ファッションモールITFMと無錫市が共同で、2008年の北京オリンピックと韓中国交正常化15周年を記念してアンドレ・キムを招待したのだ。
今回のショーはアンドレ・キムが中国で開催する10回目のショーとなる。1993年に北京で開催された韓中国交正常化1周年記念のアンドレ・キム・ファッションショー以来、香港、青都、上海などでショーを開催してきた。キム氏は「13年前に中国で最初のファッションショーを行った当時と比較すれば、中国は文化と経済の双方で大きな発展を成し遂げた。無錫が市場としてだけではなく、文化と芸術が調和するファッション都市としてクローズアップされることを期待する」と話した。
この日の行事には中国新世界国際グループの黄偉会長、中国共産党無錫委員会の王立人常務委員、無錫市の周謙書記、韓国からはヒョウォンI&Cの韓栄哲（ハン・ヨンチョル）会長らが出席し、中国CCTV、南方放送など中国マスコミの関心も高かった。午後7時に5000人の観衆が無錫スポーツセンターの客席を埋め尽くす中、「四季の幻想」をテーマにショーでは180着以上の作品が登場した。
雪の夜を背景に白と黒のコントラストが鮮やかな「白夜の祝祭」、中世絵画をドレスに描いた「世界不滅の名作の幻想」などのドレスが披露された。とりわけ「恨」と「懐かしさ」を同時に表現したアンドレ・キムの七重ドレスは中国人たちの目を釘付けにした。
この日の舞台にはパク・ソルミ、チョ・ヒョンジェ、ソン・ホヨン、IVYら芸能人と、2005年と2006年のミスコリア10人以上が出演。若手女性歌手のIVYにとっては中国舞台での初デビューとなった。午後のリハーサルでアンドレ・キムはモデルの視線や動作を細かく指摘し、「上を見すぎると白目が出て幽霊みたいだ」などと声を荒げて情熱的に指導した。
今回の行事は無錫市では「韓流文化祝祭」といった意味合いで受け止められている。ファッションショー前日に開催された韓流コンサートではカンタ、ソン・ホヨン、IVYらが舞台に立ち、中国人ファンたちの熱い歓迎を受けた。またファッションショーの会場周辺には「韓流が無錫にやって来た」と書かれた横断幕が掲げられていた。太湖畔の人口440万の都市である無錫市は長い伝統を持つ紡績と衣料産業を基盤とし、先端新都市としての発展を目指す産業・観光都市だ。上海から車で2時間と比較的近く、最近は中国の10大都市に選ばれるなど「ミニ上海」との別名もある。韓国との交流も活発で、年末には仁川と無錫の直行便が開通する予定だ。
無錫市とITFMは「世界最大のファッションモール」を合言葉に、ソウル・汝矣島の半分の広さの土地に建設されたITFMの「韓国館」オープン（8月）を前に今回の行事を企画した。
無錫＝シン・ドンフン記者
朝鮮日報／朝鮮日報JNS
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