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(回答先: <冬季五輪>「こんなはずじゃ…」平昌不動産市場“パニック” [中央日報] 投稿者 white 日時 2007 年 7 月 05 日 16:30:47)
□冬季五輪:失望に包まれた江原道、今後の対策は? [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070706000034
記事入力 : 2007/07/06 11:20:57
冬季五輪:失望に包まれた江原道、今後の対策は?
失望を隠すことはできなかった。平昌と江原道だけではなく、大韓民国全体が大きな失望に包まれた。8年の準備が今回も実らなかったことが現実となった直後から、江原道の前途を心配する声も出ている。一方、平昌を通じて一つとなった江原道の団結を、今後も固く守りながら真の江原道発展の原動力とすべきという主張もある。最も多い意見は、しばらく江原道は失望から抜け出せないだろうが、再び克服して再出発して行かねばならないというものだ。
◆原州と横城の崇高な犠牲
失望したのは事実だが、2014年冬季オリンピック誘致活動を通じて江原道は多くのものを得た。最も重要なのは、原州と横城の住民らの成熟した意識を通じて示された江原道への愛情だった。昨年9月、江原道のキム・ジンソン知事が真っ赤に腫れた表情で記者会見に臨んだ。深刻な発表があったからだ。キム知事は原州と横城で開催予定だった競技を平昌と江陵へ移すと発表した。会場はシーンとした。「あれほど情熱を傾けていた原州と横城の方々を失望させて…」
キム知事は会見で「とりわけ原州と横城の方々には非常に申し訳ない。より大きな次元で理解してくださるよう心からお願いする」と語った。しかし雰囲気は重かった。平昌がソチやザルツブルクと対決する前から、江原道内での地域対立で大きな危機を迎える可能性もあったからだ。
しかし、実際はそのような心配は不要だった。大きな失望を味わったが、両地域の住民は平昌と江原道、さらには大韓民国を見つめながら怒りと失望を克服した。「オリンピックは地域ではなく江原道と大韓民国の問題」という点を、原州と横城の住民は広い心で甘受したのだ。それだけではない。原州と横城の住民数百人が2月、バスに乗りIOC視察団を歓迎するために横渓を訪問した。5日のグアテマラでは勝利を収めることはできなかったが、両地域は真の英雄として記録されるだろう。平昌の失敗が韓国スポーツ史に記録されるのとともに。
◆来週からは克服対策を
今後の課題は、失望に打ちひしがれた江原道民の心をどのようになぐさめるかということだ。キム知事を初めとする誘致団がグアテマラから帰国した後、その本格的な作業が始まるだろう。7日に帰国する誘致団は、9日から本格的な作業に乗り出すものとみられる。
ある江原道関係者は、道庁と共に政府の役割にも期待しながら「8年間努力を重ねてきた江原道の失望感は言葉では言い表せない。政府が国民統合の次元からも江原道のため特別な措置を下すべきだ」と述べた。
一方一部では、平昌の誘致失敗により、これまで計画されてきた道路や鉄道などの建設計画が挫折してはならないとの指摘もある。計画が進められてきた社会間接資本は、冬季オリンピックはもちろん、江原道さらには大韓民国の均衡発展のためのものであり、予定通り推進しなければならないというわけだ。政府も冬季オリンピックの誘致失敗が江原道民に及ぼす悪影響を考慮し、全面的に白紙に戻すことはないとみられる。5日は確かに失敗した。しかし、1395年に嶺東の江陵道と嶺西の交州道が一つとなって江原道が誕生して以来、江原道がこのように一つになったことは初めてだ。
李革宰(イ・ヒョクジェ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS