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(回答先: <冬季五輪>言葉を失った‘敗将’盧大統領 [中央日報] 投稿者 white 日時 2007 年 7 月 05 日 23:23:55)
□冬季五輪:下手な英語と仏語を即席で覚えたプーチンの力 [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070706000017
記事入力 : 2007/07/06 08:59:29
冬季五輪:下手な英語と仏語を即席で覚えたプーチンの力
ロシアではプーチン大統領を2014年冬季オリンピックのソチ誘致に最も貢献した人物と評している。
グアテマラ現地では、ソチ誘致委員会での最後のプレゼンテーションで予想されたような派手なパフォーマンスはなかったとされているが、実際はその派手なパフォーマンスの主人公はプーチンだったというのが、ロシアのスポーツ関係者やマスコミの見方だ。
まず、4日の国際オリンピック委員会(IOC)委員向けの演説がそうだったというのだ。プーチン大統領は2000年に政権をつかんで以来、英語での演説を3回しか行っていないほど、英語はもちろんフランス語も上手とはいえないことで知られている。
しかし今回、プーチン大統領は5分3秒の演説を英語でスムーズに行い、またこれまでソチの弱点とされてきたインフラ整備や交通問題の解決などを取り上げ、「わたし自身が約束する」「わたしたちが保証する」と力を込めて語った。また演説の最後では、フランス語で「ロシア人のオリンピックへの思いはIOC委員の懸命な決定を待ち望んでいる」と述べた。
ソチオリンピック誘致委員会のジューコフ委員長(副総理)は5日、ロシアのマスコミとのインタビューで、「フランス語での演説はわれわれ代表団も知らなかった。プーチン大統領が代表団のために非常に大きなプレゼントをくれたようなものだ」と述べた。一部ではプーチン大統領が英語での演説文を正確に覚えて演説に臨んだとも言われている。ロシア国営リアノボスチ通信は5日、「120億ドル(約1兆5000億円)の支援など、ソチに対する大規模支援を約束したプーチン大統領の演説がソチへの信頼を高めオリンピック開催地決定に非常に大きな役割を果たした」とIOCのロケ委員長は評した。
さらにプーチン大統領は、投票権の40%を占める欧州のIOC委員にも勝利したとされている。プーチン大統領は2月のIOC調査団のソチ訪問当時からすでに、「明日にでも欧州からの観光客のノービザ観光を検討する」と述べ、4日の演説でも「古代ギリシャ人もソチ周辺に住んでいた。だからギリシャで始まったオリンピックの起源はソチだ」として欧州との深い因縁を強調した。
ロシアへの入国ビザの複雑な発給手続きは、欧州の人たちがロシアに対して持つネガティブなイメージの大きな原因となっている。したがってザルツブルクが第1次投票で脱落した場合には、ビザ免除さえ実現すれば欧州に位置するソチがはるかに有利になる、とソチ誘致委員会は分析していた。プーチン大統領は4日の演説でそれを再確認し、結局勝利へと導いたのだ。
モスクワ=権景福(クォン・ギョンボク)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報JNS