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(回答先: <冬季五輪>言葉を失った‘敗将’盧大統領 [中央日報] 投稿者 white 日時 2007 年 7 月 05 日 23:23:55)
□冬季五輪:全力で取り組んだ盧大統領、ショック隠せず [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070706000018
記事入力 : 2007/07/06 09:31:31
冬季五輪:全力で取り組んだ盧大統領、ショック隠せず
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は5日、2014年冬季五輪の開催地発表をグアテマラ市内の宿泊先で見守った。青瓦台(大統領府)関係者によると、平昌の敗北が判明したとき、盧大統領はしばらくぼうぜんとした様子だったという。盧大統領はその後、招致委員会の詰め所があるホテル前で「大韓民国!」と声援を送っていた200−300人のサポーターらと無言で握手を交わした。あるサポーターがいまにも泣き出しそうな表情でひざまずき、「申し訳ありませんでした」と声を掛けたが、目を赤くした盧大統領は慰めの言葉すら掛けられなかった。詰め所に立ち寄っても、実務担当者の手を握り、ただただ「ご苦労さまでした」と繰り返すのみ。宿泊先に戻ると、開催決定時のために準備していたレセプションなどの中止を指示した。盧大統領の受けたショックは大変大きかったと、青瓦台関係者は口をそろえる。
盧大統領は、土壇場の誘致合戦に全力で取り組んだ。2日に現地グアテマラに入って以降、盧大統領は国際オリンピック委員会(IOC)の委員30人とそれぞれ会い支持を求めた。食事を取る時間すらなかったほどだった。
グアテマラ入りする前、盧大統領はやや楽観していたようだ。経由地の米シアトルで1日、現地在住韓国人との懇談会に臨んだときには、「多少大変だが、まずは大きな声を上げたい。心配しないでほしい」と述べていた。青瓦台関係者は「同胞を喜ばせようとした発言」と説明したが、実際に盧大統領は勝利の期待を抱いていたようだ。関係者は、政府の関係部署が「1次投票で決着が付かなければ不安」との報告を上げたが、招致委は楽観ムードだったと振り返った。
盧大統領はシアトルでブッシュ米大統領と電話会談し、支持を求めたほか、出国前にも数カ国の大統領に電話をかけ支持を呼び掛けたという。盧大統領が平昌への冬季五輪招致合戦に本格的に取り組み始めたのは昨年8月だった。当時、卞良均(ピョン・ヤンギュン)大統領秘書室政策室長に対し、政府高官によるプロジェクトチームを結成し、招致戦略を統括するよう指示した。五輪招致がスポーツ外交や行政、IOC委員個人の攻略のみならず、国家戦略にもかかわるものだという認識に立った選択だった。
盧大統領は昨年12月28日、青瓦台で開かれた大・中小企業相互協力会議で、李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン・グループ会長に平昌への冬季五輪誘致に対する支援を要請した。平昌は李会長に、麗水エキスポ(11月に開催地決定)は現代自動車の鄭夢九(チョン・モング)会長に招致活動を引き受けるよう求めた。グアテマラで開かれたIOC総会に直接出席することを決めたのもこの時期だった。そして、競合都市があるロシアとオーストリアの首脳が出席するかどうかを見極め、今年5月中旬に出席を最終決定した。今年2月25日の大統領就任4周年に合わせ実施した恩赦・復権の対象に斗山グループの粉飾会計事件で有罪判決を受けた朴容晟(パク・ヨンソン)IOC委員(前斗山グループ会長)を含めたのも招致活動を考慮したためだった。
グアテマラ市=辛貞録(シン・ジョンロク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS