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アフガンのアヘン生産、昨年は約50%増=国連麻薬報告書【時事通信社】
2007/06/26-15:16
【香港26日】国連薬物犯罪事務所(UNODC)は25日夜、ウィーンで2007年版の「世界麻薬報告書」を発表した。それによると、アジアでのアヘン生産の削減努力は、アフガニスタンで栽培が大幅に増加したものの、ゴールデン・トライアングル(黄金の三角地帯)ではほぼ根絶されるなど、まちまちの結果になっている。(写真はアフガニスタン南部ヘルマンド州のケシ畑)
同報告書は、栽培、生産、乱用は世界レベルで安定しているようにみえるとし、世界の麻薬問題をなくすための努力は報われているとしている。東南アジアのゴールデン・トライアングルについて報告書は、かつてはヘロインの最大の供給源だったが、ケシ栽培を厳しく取り締まった結果、現在は同地域からアヘンはほぼ一掃されたと指摘し、成功例として挙げている。
同報告書によると、世界のアヘン生産は昨年、6610トンと過去最高を記録し、2005年から43%増加した。これはアフガニスタンからの供給が急増したためだ。大麻、コカイン、アンフェタミン、エクスタシーの生産、消費は一つの例外を除いて、世界レベルで安定している。その例外は、アフガニスタンでアヘン生産が引き続き拡大していることだ。昨年のアフガニスタンでの生産は、国際的な支援を得てケシ畑を一掃する努力をしているにもかかわらず、前年比ほぼ50%も増加した。 〔AFP=時事〕
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_int&k=20070626013090a