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□中国の軍部で世代交代が相次いでいるワケ [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070626000023
記事入力 : 2007/06/26 10:12:12
中国の軍部で世代交代が相次いでいるワケ
中国人民解放軍で世代交代が相次いでいる。
25日付香港紙・明報によると、中国の胡錦濤国家主席兼中央軍事委員会主席はこのほど、今年秋に開かれる中国共産党第17回党大会を前に、主要な軍指揮官に対する昇格人事を断行した。
今回の人事異動では、中国全土を分割防衛する野戦軍司令部である七つの軍区の司令官7人のうち、3人が交代した。軍区司令官は最高階級の上将が務める。
首都防衛を担当する北京軍区司令官には、広州軍区の房峰輝参謀長(56)が任命された。台湾防衛を担当する南京軍区司令官には、同軍区の趙克石参謀長(60)が昇進した。また、インド国境防衛や分離独立の動きが活発な少数民族地域の新疆やチベットを担当する蘭州軍区司令官には、同軍区の王国生参謀長(60)が昇進した。胡主席はまた、広州軍区の陳国令副政治委員(中将)を南京軍区政治委員に昇進させた。
新任の軍区司令官は3人とも60歳以下で、65歳で定年を迎えた前任者の後を継ぐことになり、中国軍将官の世代交代の流れを反映している。特に北京軍区の房峰輝司令官は56歳で、七つある軍区の司令官で最も若い。軍区司令官、政治委員など計34人いる中国軍上将の平均年齢は61.4歳だ。
今回の人事はまた、2004年に江沢民前国家主席から中央軍事委主席ポストを引き継いだ胡主席の軍掌握力がさらに強化されていることを示すものだ。胡主席は04年に7人、06年に10人の上将を交代させたのに続き、今回新たに4人を任命し、中央軍事委主席に就任後、上将34人のうち21人を刷新した。
香港紙・星島日報は「司令官クラスは60歳前後、副司令官(中将)クラスは50代後半というのが最近の軍人事の人選基準で、将官級幹部に大卒者が増えるなど、学力も高まっている」と分析した。
北京=李明振(イ・ミョンジン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報JNS