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□好感度調査で分かった韓国人の「親米反北」化 [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070625000048
記事入力 : 2007/06/25 12:15:48
好感度調査で分かった韓国人の「親米反北」化
【韓国戦争57周年】朝鮮日報・韓国ギャラップ共同世論調査
2002年の大統領選では「反米」が大きな争点となった。米軍装甲車による女子中学生死亡事件が選挙戦終盤に大規模なろうそくデモへと発展し、選挙結果に影響を与えた。しかし今回、本紙と韓国ギャラップ社が行った世論調査では、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権スタート後4年半で、韓国人の米国に対する好感度は上昇する一方、北朝鮮への好感度は減少していることが分かった。
◆米国・北朝鮮に対する好感度に変化
02年大統領選直前の12月14日に行われたギャラップ社調査では、「米国が好きか」という質問に対し、「嫌い」(53.7%)のほうが「好き」(37.2%)を大きく上回ったが、今回の調査では「好き」(50.6%)のほうが「嫌い」(42.6%)より多かった。一方、「北朝鮮が好きか」という質問には、02年の調査では「好き」(47.4%)のほうが「嫌い」(37%)より多かったが、今回は「嫌い」(62.1%)が「好き」(32.8%)の約2倍に達した。
米国や北朝鮮に対する好感度の変化は、すべての年齢層で見られたものの、特に20・30代で最も顕著だった。02年の調査に比べ「米国が好き」という回答は、20代(21.4%→37.8%)、30代(26.8%→38.6%)、40代(41.6%→50.7%)、50代以上(56.3%→68.8%)と、20代において最も好感度が大幅にアップした。一方、「北朝鮮が嫌い」という回答は20代(31.6%→56.7%)、30代(29%→57.1%)、40代(39.4%→60.9%)、50代以上(47%→70.5%)で、30代において好感度が最も大きくダウンした。延世大学の韓準(ハン・ジュン)教授は「盧武鉉政権発足以来、韓国社会は全般的に保守化し、北朝鮮の核開発・韓米FTA交渉締結などで米国や北朝鮮に対する好感度にも変化が起きた。今年の大統領選で反米論争はさほど影響を与えないだろう」とみている。
◆「韓国戦争は不法な侵略」との見解が増加
韓国戦争(朝鮮戦争)に対する見解にも変化があった。02年12月に行われたギャラップ調査では「米ソ両大国の代理戦争」(44.5%)という回答が、「北朝鮮の不法な韓国侵略」(31.2%)という回答を上回った。だが、今回の調査では「北朝鮮の不法な韓国侵略」(52.3%)が過半数で、「米ソ両大国の代理戦争」(35.7%)を超えた。「民族解放戦争」という回答も02年調査の11.9%から今回は7%に減った。
特に大学生の場合、「韓国戦争は北朝鮮の不法な侵略により起きた」と回答する学生が17.7%から41.7%へと大幅に増え、「米ソ代理戦争」は67.2%から54.7%に減った。また、「韓国戦争により韓半島(朝鮮半島)が分断され、数多くの死傷者と離散家族が出た責任は誰にあると思うか」との設問には、「南北とも責任がある」(33.2%)と「北朝鮮」(33%)という回答がほぼ同率で、次いで「韓半島の近隣諸国」(18.2%)だった。
洪永林(ホン・ヨンリム)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS