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□米国人もびっくり! 「韓国系万能少年」イ・ヒョンジン君 [朝鮮日報]
▽米国人もびっくり! 「韓国系万能少年」イ・ヒョンジン君(上)
http://www.chosunonline.com/article/20070617000002
米国人もびっくり! 「韓国系万能少年」イ・ヒョンジン君(上)
「バーリントンのスターには、あらゆる点で明るい未来が待っている」(シカゴ・サンタイムズ)
「韓国系万能少年がイリノイ州を輝かせている」(米FOXテレビ)
米シカゴ郊外のバーリントンに住む韓国同胞2世のイ・ヒョンジン(米国名パトリック・リー)君(18)がイリノイ州地域の放送や新聞に相次いで取り上げられるなど、「将来を嘱望される青年」として話題を集めている。数日前にもイリノイ州最大の日刊紙シカゴ・トリビューンがイ君をインタビューした。
先週、バーリントン高校を首席で卒業したイ君は、エール、スタンフォード、プリンストン、コロンビア、MIT、コーネル、ジョージタウン、ダートマス、ノースウエスタン大など、一流大学9校から入学許可を受け、エール大に入学する予定だ。大学入学資格試験のSAT(2400点満点)やACT(36点満点)ですべて満点を取ったイ君は、シカゴで製靴業を営む父親のイ・ギュウンさん(57)と母親のイ・ソンレさん(55)、姉の4人家族で育った。
今月5日(韓国時間)、シカゴから北西に50キロほど離れた自宅で記者はイ君に会った。1階のリビングと台所の間にはイ君が幼いころからテニス大会で獲得したトロフィー数十個が並んでいた。
◆米中西部7州の代表として選抜
イ君の名前が知られ始めたのは、昨年12月に「ウエンディーズ・ハイズマン賞」の最終候補12人に選ばれたのがきっかけとなった(きっかけだった)。ウエンディーズ・ハイズマン賞は、知・徳・体の3拍子すべてを備えた「万能高校生」に与えられる賞で、米国全域の2万6000校余りの高校からそれぞれ男女1人ずつが候補として出場する。
イ君はこのウエンディーズ・ハイズマン賞で、750校余りの高校があるイリノイ州で代表に選ばれたのに続き、中西部7州でも代表に選抜された。そして、各地の代表12人が参加する最終ラウンドに出場したが、惜しくも1位を逃した。しかし、彼は「12人に選ばれたことだけでも大変名誉なこと。そのときに出会った11人の友人らと今でも連絡を取り合っているが、これはわたしにとって大きな財産」と話した。さらにイ君は、先月にはUSAトゥデーが選定する米国で最も勉強がよくできる高校生20人にも選ばれた。
バーリントン(米イリノイ州)=孫振碩(ソン・ジンソク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
▽米国人もびっくり! 「韓国系万能少年」イ・ヒョンジン君(下)
http://www.chosunonline.com/article/20070617000003
記事入力 : 2007/06/17 09:49:07
米国人もびっくり! 「韓国系万能少年」イ・ヒョンジン君(下)
またイ君は、3歳のころから始めたテニスでも才能を発揮し、3年間バーリントン高校代表チームのキャプテンとして活躍した。
さらに、バイオリンも4歳のころから習い、「マジカル・ストリング・オブ・ユース」という青少年オーケストラ団の一員として活動している。このオーケストラ団でイ君は、小学生のころにビル・クリントン大統領の招きを受けホワイトハウスで公演を行ない、昨夏にはローマ教皇庁のローマ法王ベネディクト16世の前で演奏の腕前を披露した。
このほかイ君は、ボランティア活動も怠らず、家の近所にあるグッドセフォード病院の救急室で300時間以上のボランティア活動を行なった。
◆移民2世として人知れぬ苦労も
移民2世として味わった人知れぬ苦労も多かった。イ君は「英語が完全ではない両親と韓国語が下手なわたしは、今でも深みのある対話を交わすことができず、もどかしくなることがある」と打ち明け、父親のイさんも「ヒョンジン(イ君)が移民2世としてストレスを感じているのを見たときは、自分で自分を殴りながら泣いたこともあった」と話した。
そして、イ君はほかの米国人学生らに負けまいと、昼夜を問わず勉強と運動に没頭した。
「今回、スタンフォード大に行くことになった友人は、父親もスタンフォード出身です。両親が韓国から来たわたしには、そうした“コネ”がありません。結果的にそうしたハンディキャップは他人に頼らず、何でもすべて自力でやり遂げる上で助けになりました。テニス以外にもサッカー、クロスカントリーなどのスポーツを続け、その結果3、4時間だけの睡眠で勉強を続けられる体力が身に付きました」
また、母親のイさんも献身的に息子の世話を見て(して)いる。イさんは、イリノイ州の各地で開かれるテニス大会に息子を連れていくため、1年間で4万マイル(約6万4000キロ)以上運転したこともあるという。
イ君は「エール大に入学すれば、マスコミ学、政治学、人権分野などを勉強したいです。大学卒業後には、ジャーナリストとして成功するのが夢」と将来の希望を述べた。
バーリントン(米イリノイ州)=孫振碩(ソン・ジンソク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS