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北京の天安門広場南側にある「北京地下城」内部。長くひっそりとした地下道には故毛沢東主席の肖像が飾られている(共同)
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_06/image/t2007061201KTmao.jpg
□北京に謎の地下迷宮「北京地下城」30万人収容可能 [ZAKZAK/共同]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_06/t2007061222.html
北京に謎の地下迷宮「北京地下城」30万人収容可能
北京五輪に向け建設ラッシュで活気づく北京の地下に、迷宮のような巨大な地下街がひっそりと広がっている。1960年代末―70年代、敵対していた旧ソ連との核戦争などに備えて掘った防空施設だ。ごく一部が一般の見学用に公開されているが、全容は謎に包まれている。
市中心部の天安門広場南側の前門地区に「北京地下城」の看板を掲げた小さな入り口がある。
「地下道は四方八方に広がり迷いやすいので、はぐれないように」と案内人が注意した。写真撮影は禁止。階段を下りると幅約2メートル、高さ約2.5メートルの地下道が複雑に広がっていた。電灯が設置されるなど見学用に整備されているが、床は地下水が染み出ている所も。
説明によると、軍総指揮部のほかホテル、学校、病院などさまざまな施設が残る。全長は少なくとも30キロ。30万人が収容可能という。
地下道は天壇公園、目抜き通りの王府井など方々につながり、車が通れる幅の広い道路もあるという。党・政府の中心地、中南海など要所ともつながっているらしい。再開発しない理由を尋ねると「今も軍事的に使われている場所があるから」。
地下街建設は故毛沢東主席の指示で行われ、北京市民約30万人が動員された。当時対ソ戦への危機感がいかに強かったかを如実に物語っている。(共同)
ZAKZAK 2007/06/12