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2007/06/08 18:48 KST
核実験後中朝貿易が増加、北朝鮮の対中赤字も減少
【ソウル8日聯合】北朝鮮の第1四半期の対中貿易が前年同期に比べ13.8%増加し、対中貿易赤字は前年同期の1億2000万ドルから38.7%減の7400万ドルにとどまった。
統一部と大韓貿易振興公社(KOTRA)などが8日に明らかにした。第1四半期の北朝鮮の対中輸出は1億3000万ドルで、前年同期比45.3%増加した。内訳をみると、鉱物性燃料が4500万ドルで最も多く、鉱石が3300万ドル、衣類が1200万ドル、鉄鋼が770万ドル、魚類が620万ドルと続いた。これに対し、中国からの輸入は鉱物性燃料が3100万ドル、機械類が1700万ドル、電気機器が1600万ドル、フィラメントが1100万ドル、プラスチック製品が1000万ドルなどとなっている。特に鉱物性燃料は昨年同期に比べ42.5%の急減を示した。
北朝鮮は昨年10月に核実験を行っているが、その後、中朝貿易は増加を続けている。昨年10〜12月の中国による対北朝鮮輸出は3億3500万ドル、輸入は1億4100万ドルだった。
政府関係者は、北朝鮮は中国の経済成長による鉱物資源の需要増で石炭と鉱石などを多く輸出し、軽工業製品や産業の近代化に必要な設備を輸入していると説明する。また、北朝鮮の対中貿易赤字は減ったものの、北朝鮮の中国への経済依存度は依然として高いと指摘。国際社会の対北朝鮮経済制裁状況などを見ても、こうした現象は今後も続くとの見方を示した。
昨年の中朝貿易は16億9960万ドルで、前年比7.5%増加した。北朝鮮は輸出4億6772万ドル、輸入12億3189万ドルで、対中貿易赤字が7億6416万ドルに達していた。
連合ニュース
http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2007/06/08/0300000000AJP20070608002800882.HTML