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更新時間 :2007年06月01日10:52 (北京時間) 文字 +−
パナマの中国製練り歯磨き事件、調査結果を発表
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国家質量監督検験検疫総局の魏伝忠副局長は31日午後、国務院新聞弁公室で行われた記者会見において、「中国からパナマに輸出された中国製練り歯磨きに含有されるジエチレン・グリコールの量は、安全基準を満たしており、安全性に問題はない」と述べた。
魏副局長によると、ジエチレン・グリコールは毒性が弱く、体内に入ると代謝によって迅速に排出され、蓄積性は少ない。現在までにがんや奇形、突然変異などを引き起こしたという証拠はないが、大量に摂取した場合は腎臓に影響を与える場合がある。中国からパナマに輸出された「Mr.COOL」と「EXCELL」の2種類の練り歯磨きはどちらも、貿易代理商の要求に従い、パッケージにジエチレン・グリコールを含む原料成分について記載がされている。
魏副局長はまた、パナマで中国製原料を使用した咳止めシロップの服用者に多数の死者が出た問題についても調査結果を発表。それによると同事件は、北京の貿易会社「中服嘉運貿易会社」が「薬品には使用できない」として輸出したTDグリセリンを、パナマの業者が米国薬局方(USP)の基準を満たすグリセリンとして薬品の補助原料に利用したこと、「中服嘉運」が「品質保証期間1年」と明記したのをパナマの業者が「品質保証期間4年」と改ざんしたことが原因だという。(編集SN)
「人民網日本語版」2007年6月1日
http://j.people.com.cn/2007/06/01/jp20070601_71821.html