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□デジカメから自走砲まで生産するサムスン・テックウィン [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070527000014
記事入力 : 2007/05/27 13:07:09
デジカメから自走砲まで生産するサムスン・テックウィン
【特集】韓国防衛産業の現在(4)
サムスン・グループ系列のサムスン・テックウィンは、韓国の地上戦闘装備の相当数を生産する防衛産業総合メーカーだ。テレビ広告などでデジタルカメラメーカーとして知られているが、国産兵器の一つであるK‐9自走砲を開発、生産している。1983年に地上戦闘装備・防衛産業に参入して以来、米国から技術輸入し、1000台以上のK‐55自走砲を生産している。
サムスン・テックウィンはK‐9自走砲用弾薬運搬車も開発、現在韓国軍に納品している。これは世界で初めて1分当たり10発以上の弾薬輸送能力を備えた先端精密自動車整備で、K‐9自走砲と併用されることから、サムスン・テックウィンの主力製品になる、と同社は説明している。サムスン・テックウィンは98年から米国企業と技術協力生産方式で韓国軍海兵隊の上陸用装甲車の生産を開始し、2005年の2次事業までに124台を生産した。
サムスン・テックウィンは韓国の各種戦闘機及びヘリ機事業の主力エンジンメーカーでもある。80年に米GE社と技術提携し、国産航空機用ジェットエンジンの生産を開始し、86年にはKF16戦闘機導入事業の主力メーカーに選ばれた。それ以降、エンジン生産にも乗り出し、現在F15K次期戦闘機(F‐X)エンジン事業分野の主要メーカーに成長した。
サムスン・テックウィンは今年、航空機エンジンメーカーである英ロールスロイス社の協力を得て、大型航空機用「トレンド900エンジン」の開発と高度訓練機・韓国型ヘリ機エンジン開発事業を推進し、売り上げ増加を目指す。また、監視警戒用ロボットと車輪型装甲車の開発で今年3兆8000億ウォン(約4925億円)、2010年には7兆ウォン(約9073億円)の売り上げを目標に掲げている。
李健煕(イ・ゴンヒ)サムスン会長は4月、『サムスン・テックウィン30年史』の発刊記念で、「サムスン・テックウィンは過去30年、フィルムカメラに始まりデジタルカメラで花を咲かせ、航空機エンジン事業、自走砲事業などでも注目される水準にまで成長した」と語った。
崔慶韻(チェ・ギョンウン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS