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□世界に誇る韓国の最新兵器 [朝鮮日報]
▽世界に誇る韓国の最新兵器(上)
http://www.chosunonline.com/article/20070527000011
記事入力 : 2007/05/27 11:59:15
世界に誇る韓国の最新兵器(上)
【特集】韓国防衛産業の現在(3)
■超音速訓練機「T50ゴールデンイーグル」
T50ゴールデンイーグルは韓国で初めて開発された超音速訓練機。訓練機ではあるが軽攻撃機としても活躍可能。最高速度はマッハ1.5でF16、F15、F22などの世界最新鋭戦闘機や次世代戦闘機の操縦訓練のために開発された。各種のデジタル飛行制御システムや先端デジタルエンジン制御方式のエンジンなどの最先端技術が集約されており、高等訓練機の中では最も優れた性能を持つ。
韓国空軍と韓国航空宇宙産業(KAI)が米国ロッキードマーティン社と技術提携し、1997年10月に開発に着手、5年後の2001年10月に開発を終えた。これに伴い韓国は自己開発による独自モデルの超音速航空機を保有する12番目の航空先進国となった。
■自走砲「K‐9」
K‐9・155mm自走砲は最大射程距離40キロを誇る世界最高の自走砲だ。米国など主要先進国や韓国軍が現在保有している自走砲の最大射程距離は30キロで、それよりも10キロ長い。国防科学研究所(ADD)とサムスンテックウィンが1991年に開発に着手し、1999年に開発に成功した。これまで自走砲は移動中に停止してから砲弾の発射までに3分から11分かかった。K‐9は最新の自動射撃統制装置と自動装弾及び装填装置を搭載し、停止後1分以内の発射が可能で、1分間に最大6発発射できる。最高速度は60キロで、敵の対砲兵探知レーダーの追跡からも逃れることができる。搭乗人員は5人で最大走行距離は360キロ、60%の傾斜でも走行できる。
■次期戦車「XK2」
XK2次期戦車は韓国が独自開発した世界最高クラスの戦車だ。別名が「黒豹」で攻撃力と防御力、機動性で米国のM1A2・SEP、フランスのルクレール、ドイツのレオパルド2A6などと同等かそれ以上と評価されている。ミサイルとレーザー警告装置や誘導撹乱統制装置、複合煙幕弾発射装置などを備え、敵の対戦車ミサイルのコースをずらせることができる。長い主砲を持ち北朝鮮の最新型天馬号戦車はもちろん、米中露日や欧州のどの戦車も貫通できる。多目的対戦車高爆弾で空中から戦車を狙う攻撃用ヘリコプターに直接砲撃を加えることもできる。
崔慶韻(チェ・ギョンウン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
▽世界に誇る韓国の最新兵器(中)
http://www.chosunonline.com/article/20070527000012
記事入力 : 2007/05/27 11:59:55
世界に誇る韓国の最新兵器(中)
【特集】韓国防衛産業の現在(3)
■艦対艦ミサイル「海星」
艦対艦ミサイル海星は1996年から2003年まで1000億ウォン(約130億円)を投じて開発されたミサイルだ。5000トン級の韓国型駆逐艦に配備されており射程距離は150キロ。このミサイルの開発成功によって、潜水艦や艦艇、航空機から発射が可能で敵艦はもちろん、地上の戦略目標物も攻撃できることになる。射程距離500キロ以上のクルーズミサイルも開発可能というわけだ。北朝鮮の対艦ミサイルに比べ射程距離が長く、海面スレスレを飛行するため敵に迎撃されにくく、命中率も高い。1発当りの価格は20億ウォン(約2600万円)。このミサイルについて独自開発の電子戦防衛能力を持つ探索機とミサイル用ターボジェットエンジンを韓国独自の技術で開発することにより、韓国航空宇宙技術のレベルを引き上げたと評されている。
■携帯用対空誘導兵器「神弓」
新弓は1995年から国防科学研究所が8年間で700億ウォン(約91億円)を投じて独自に開発された携帯用対空誘導兵器。最大射程距離7キロ、最大高度3.5キロ、最高速度はマッハ2以上だ。敵の航空機に向けて発射された後は半径1.5キロ以内に接近すれば自動的に爆発し700以上の破片で撃墜する。赤外線誘導方式により低高度で侵入してくる敵の航空機やヘリ機を撃墜するのに用いられる。90%以上の命中率を誇り、1発の価格は1億9000万ウォン(約2500万円)だ。米国のスティンガー、ロシアのイーグラー、フランスのミストラルよりも軽量で命中率が高い。兵士が携帯できるだけでなく、車両やヘリコプター、艦艇などにも搭載可能。識別機と夜間照準器を利用すれば、夜間でも遠距離から敵の航空機に対し使用可能だ。
■大型揚陸艦「独島艦」
独島艦は韓国海軍の大型揚陸艦(LPX)第1号で、2005年7月12日に進水した。全長199メートル、幅31メートルの大型飛行甲板を持ち、進水当時は中国や日本のマスコミからは「まるで軽空母」と大きく報じられた。この甲板から8機のUH60ヘリが同時に離発着できる。タイが保有する軽空母よりも大きい。
独島艦は世界で最も強力な上陸作戦能力を持つ米国のワスプ級揚陸艦(LHD・4万トン級)の縮小版とも呼ばれている。立体的な上陸作戦を展開できるだけではなく、今後イージス艦、韓国型駆逐艦(KDX‐U)などで編成される戦略機動艦隊の旗艦として、艦隊の心臓部としての役割を果たすことが期待されている。中国とロシアもまだ保有していない大型多目的艦としても活用できる。
崔慶韻(チェ・ギョンウン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
▽世界に誇る韓国の最新兵器(下)
http://www.chosunonline.com/article/20070527000013
記事入力 : 2007/05/27 12:00:31
世界に誇る韓国の最新兵器(下)
【特集】韓国防衛産業の現在(3)
■基本訓練機「KT‐1」
韓国の技術だけで初めて開発された量産型航空機で、韓国空軍の基本訓練機だ。別名「雄飛」とも呼ばれる。初めて飛行する操縦訓練生に対して飛行感覚を習得させるために使用されるターボプロペラ機。最大速度が時速648キロ、航続距離が1688キロで11,000メートル以上の高度に上昇でき5時間以上の飛行が可能。1988年から国防科学研究所と韓国航空宇宙産業(KAI)が10数年にわたり1000億ウォン(約130億円)を投じて開発された。
これまで韓国内で製造されたF‐5制空号などは外国の技術でロイヤリティを支払っていたが、KT‐1は図面や技術資料、試験飛行などすべてのプロセスが初めて韓国の技術陣だけで進められ、インドネシアなどに輸出された。
■魚雷「白鮫」「青鮫」
潜水艦から敵艦を攻撃する白鮫は手動のソナーと能動ソナーを組み合わせた音響探知装置とデジタル誘導システムを備え、敵艦のスクリュー音を追跡して攻撃する重魚雷だ。1998年に国防科学研究所が開発した。直径48.3センチ、全長6メートル、重さ1100キロ、最高速度35ノット(時速63キロ)で、TNT爆薬370キロ相当の破壊力を持つ。青鮫は敵艦やP3Cなどの航空機から投下され、敵潜水艦のスクリュー音を追跡して攻撃する新型の軽魚雷として世界で7番目に開発、1995年から10年間、500億ウォンが投じられた。直径32センチ、全長2.7メートル、重さ280キロ、最高速度45ノット(時速83キロ)で、1.5メートルの厚さの鉄板も貫通する。双方とも1発の価格は10億ウォン(約1億3000万円)だ
■韓国型駆逐艦「KDX‐U」
5000トン級のKDX‐U韓国型駆逐艦は最新のあらゆる艦船建造理論を適用した戦闘艦艇だ。2003年に就航した1号艦には忠武公李舜臣(イ・スンシン)将軍の名をとり「李舜臣級」とも呼ぶ。
超音速対艦ミサイルに対応するために長距離艦隊防空ミサイル、短距離艦隊防空ミサイルなども搭載している。さらに対艦、対空、対潜水艦作戦など立体的な現代戦に対応する能力と中距離対空防衛能力を持ち、海軍の遠海作戦能力を高めたと評価されている。米国製のハープーンミサイルや100キロ先の敵機・巡航ミサイルを迎撃できるスタンダード艦対艦ミサイル、ヘリコプターなども備える。敵に探知される確率を最小化するためにステルス技術を採用し、これまでの5000トン級の駆逐艦に比べてレーダー反射面積を90%減少させた。
■巡航ミサイル「玄武」
クルーズ(巡航)ミサイルは韓国軍が過去10年間極秘で開発を続け、数年前から実戦配備されている。米国のトマホークミサイルのように数百キロ先の目標物に正確に命中させられるのが強みだ。
極秘事項であることから種類や写真などは今のところ公開されていない。地対地の玄武V(射程距離1000キロ)と玄武VA(1500キロ)、艦対地の天竜(500キロ以上)など数種類のクルーズミサイルが開発、もしくは開発中だという。1500キロなら中国や日本のほとんどが射程距離に入り、目標物を5メートル以内の正確さで命中させることができる。また玄武ミサイルの射程距離は180キロから300キロで、北朝鮮のスカッドやノドンミサイルに比べて正確度が非常に優れている。
崔慶韻(チェ・ギョンウン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS