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□【社説】公衆の面前でブタを八つ裂きにした野蛮なデモ参加者 [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070525000012
記事入力 : 2007/05/25 08:48:27
【社説】公衆の面前でブタを八つ裂きにした野蛮なデモ参加者
今月22日午後1時、ソウル龍山の国防部前で「軍部隊移転反対利川非常対策委員会」が開いた「特殊作戦司令部部(特戦司令部)」が終了する直前のことだった。集会に参加していた利川の住民約20人がステージの前に出てきた。一同は大きなおけの中から4本の足をロープで縛った1メートル20センチ余りの豚1匹取り出すと、四方から引っ張った。しばらくもがいていた豚は、約1分後に四肢が裂けてしまった。そしてこの参加者らはのたうち回る豚ののどを包丁で切りつけた。その後、豚は国防部前の歩道を血で染めたまま約30分間放置されていた。
「利川非常対策委員会」によるこの「パフォーマンス」を見守った一部の参加者は拍手を送り、大型の太極旗(韓国の国旗)を掲げた人もいた。この集会には利川市長や河南市長、国会議員や住民1500人が参加していたが、こうした行為を止めようとした人はいなかった。
「利川非常対策委員会」は「一部の参加者が突発的に引き起こした事件」とし、今さらながら弁解しているが、このむごたらしい光景はすでに海外のメディアでも報道され、インターネットを通じてヨーロッパや米国の動物保護団体にも伝えられたという。
この日の集会は軍基地を利川市に移転すると発表した国防部を非難し、国防長官の解任を要求するために開かれた。集会では20万人の住民を動員して移転を物理的に阻止するとの決議も行われた。しかし今回の直視できないような残忍極まりない豚の八つ裂き行為と、そうした反対運動や決議内容とは何の関係もない。またこの野蛮な行為が、いったい何のために行われたのか、納得のいく説明もない。
韓国のデモ現場では野蛮な行為がつきものだ。てい髪やハンガーストライキ、自害行為や焼身自殺といった抗議行動に、竹やりや火炎瓶による暴力、投石、放火に至るまで、ありとあらゆる非人間的な光景が展開される。今や、取り締まりにあたった警察官が暴行を受け、入院するような事態も珍しくない。こうした見苦しい韓国のニュースはしばしば世界のメディアに取り上げられてきたが、今回の事件では何の罪もない動物を残酷にも処刑するという異常さに世界の視線が集中するものと思われる。
いったいなぜ韓国人の心はここまですさんでしまったのか、嘆かわしいかぎりだ。
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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□動物虐待:生きたブタを八つ裂き、利川市長らを刑事告発 [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070524000032
記事入力 : 2007/05/24 12:07:42
動物虐待:生きたブタを八つ裂き、利川市長らを刑事告発
京畿道利川市の一部の市民が、韓国軍部隊の移転に反対する集会を開いた際、生きている豚を八つ裂きにして殺すというパフォーマンスを繰り広げ、物議を醸している。
動物愛実践協会と韓国動物保護連合によると、利川市の一部市民によって結成された「軍部隊移転反対非常対策委員会」は22日、ソウル・竜山にある国防部の庁舎前で、特殊作戦司令部(特戦司令部)の利川への移転に反対する集会を開いた。
その際、参加者の一部が、生きている豚をその場で殺すパフォーマンスを繰り広げた。
まず、4本の足をロープで縛った豚を大きなおけの中から取り出した後、四方から引っ張った。そして豚は肉がバラバラに裂けた状態で地面に落ちた。豚を相手に、歴史の本に出てくる「陵遅処斬」(八つ裂きの刑)を再現したというわけだ。
この日の集会には利川市、河南市の両市長・議員や京畿道議会議員などの要人が参加し、野党ハンナラ党の李揆沢(イ・ギュテク)国会議員も祝辞を述べた。
動物愛実践協会や韓国動物保護連合など、動物保護関連団体は23日、趙炳敦(チョ・ビョンドン)利川市長と「利川市軍部隊移転反対非常対策委員会」の委員長を務める金泰日(キム・テイル)同市議会議長、竜山警察署のチャン・クァン署長、李揆沢議員らを、動物保護法違反容疑でソウル西部地検に刑事告発した。
動物保護団体は「子豚を殺すというのは集会の目的や内容とは全く無関係であり、子豚は集会参加者の憂さ晴らしとして惨殺された。このような残虐かつ悪らつな動物虐待行為は、動物虐待を禁止する動物保護法第6条に違反するものであり、利川市長と市議会が法を犯して残虐な動物虐待行為を働いたものだ」と話している。
カン・ヨンス記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
□動物虐待:「ブタ八つ裂き」で集会主催団体が謝罪 [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070525000017
記事入力 : 2007/05/25 09:09:03
動物虐待:「ブタ八つ裂き」で集会主催団体が謝罪
京畿道利川市への韓国軍部隊の移転に反対する集会の最中、生きているブタを八つ裂きにして殺すという残虐なパフォーマンスを繰り広げ波紋を呼んでいる「利川市軍部隊移転反対非常対策委員会」が24日、金泰日(キム・テイル)、シン・グァンチョル共同代表の名で謝罪文を発表した。
同委員会は謝罪文の中で、「部隊の移転予定地として公表された地区の住民数人が、当初の計画になかった、ブタを殺すパフォーマンスを行い、集会に参加した市民の皆さんや、ニュースに接した多くの国民を驚かせる結果となった。たとえ計画になかった事とはいえ、このような残虐な行動を未然に防げなかったという点を深く反省し、二度とこのような事を起こさないよう約束するとともに、利川市民と国民の皆さんに心からお詫びする」と述べた。
同委員会はまた、「集会に参加した市民のほとんどは、農業に従事している真面目な農民たちであり、家畜はその農民たちにとって家族同然の存在だ。一部の農民が切迫した感情を表出しようとして、極端な方法をとったものだが、集会に参加した多くの市民は大変なショックを受けている」と記している。
だが、同委員会が謝罪文を発表した後も、利川市のホームページなどには残虐なパフォーマンスに抗議する書き込みが相次いでいる。
利川市の一部の市民らは今月22日、ソウル・竜山の国防部庁舎前で、「軍部隊移転反対非常対策委員会」の主催で行われた、特殊作戦司令部の利川への移転計画の撤回を求める集会の最中に、生きている子豚をロープで縛り、「陵遅処斬」(八つ裂きの刑)のようなパフォーマンスを行った。
この日の集会には、利川市・河南市の両市長・議員や京畿道議会議員などの要人が参加し、野党ハンナラ党の李揆沢(イ・ギュテク)国会議員も祝辞を述べた。
動物愛実践協会や韓国動物保護連合などの動物保護関連団体は23日、趙炳敦(チョ・ビョンドン)利川市長と、「軍部隊移転反対非常対策委員会」の委員長を務める同市の金泰日市議会議長、竜山警察署のチャン・クァン署長、李揆沢議員らを、動物保護法違反容疑でソウル西部地検に刑事告発した。
動物保護団体は「子豚を殺すというのは集会の目的や内容とは全く無関係であり、子豚は集会参加者の憂さ晴らしとして惨殺された。このような残虐かつ悪らつな動物虐待行為は、動物虐待を禁止する動物保護法第6条に違反するものであり、利川市長と市議会が法を犯して残虐な動物虐待行為を働いたものだ」と抗議した。
カン・ヨンス記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報JNS