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□ロッテ・グループ、女子社員の制服廃止へ [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070510000046
記事入力 : 2007/05/10 14:59:33
ロッテ・グループ、女子社員の制服廃止へ
ロッテ・グループは9日、自由な服装で勤務する制度を導入すると発表しました。6月1日から幹部は、スーツのほかビジネスカジュアルを着てもいいとの通達でした。
具体的には、男性従業員はネクタイをしなくてもよくなり、女性従業員は制服の代わりにブラウス、シャツをスーツのパンツやスカートに合わせて着るということになります。注目すべき点は、ロッテの女性従業員が、制服を着なくてもよくなるということです。全系列会社とはいいませんが、ロッテの一部系列会社では女性従業員が制服を着て勤務しています。
ロッテが男性従業員のネクタイと女性従業員の制服を放棄した主な理由は、エネルギー費用の削減と組織活性化のためと説明しています。
ロッテ・グループのある女性従業員は「大学を卒業し、入社してすぐに会社から“制服を着なくてはならない”と言われ、この会社に勤めるべきか悩みました」と話しています。他の大企業でも、かつてはすべての女性従業員に制服着用が定められていました。サムスン・グループのある女性幹部は、自身の経験をこのように話しました。
「課長として入社したのに、総務課の従業員が私に制服を着せるべきか話し合うために会議をしたと聞きました。会議まで開かなくてはいけないなんて、バカげています」
ポスコやSKなど、韓国の大企業の多くは、数年前に女性従業員の制服を廃止しました。ポスコは1994年、作業服風の男性従業員の制服を廃止したのと同時に、女性従業員の制服も廃止したそうです。
ロッテの遅い（？）決断は歓迎すべきことですが、いまだに残念なこともあります。国内5大企業のロッテ・グループには女子幹部（オーナー一家除く）が1人もいません。女性役員が誕生するまで、依然として道のりは遠いようです。
ソン・ジョンミ記者
朝鮮日報／朝鮮日報JNS
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