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http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2007/05/09/0800000000AJP20070509004300882.HTML から転載。
列車試運転の軍事保障措置、北朝鮮と事実上合意
【板門店9日聯合】韓国と北朝鮮は17日に予定された京義線・東海線の列車試運転のため、軍事保障措置を取ることで事実上合意した。
南北将官級軍事会談で韓国側報道官を務める国防部の文聖黙(ムン・ソンムク)北朝鮮政策チーム長が9日午後、2日目の会談を終えた後の記者会見で明らかにした。北朝鮮は鉄道・道路通行の軍事保障合意書を結ぶことに反対はしなかったが、鉄道が未完工の部分もあり、合意書締結は完工時期に合わせるべきで、今回は17日の列車試運転に限り軍事保障措置を取るのが適切と説明したという。韓国は、17日の列車試運転実施は可能とみている。
双方はこの日の午後、全体会議と首席代表接触、実務代表接触を通じ調整に努めた。その結果、17日の試運転に必要な軍事保障措置を整えるという点では意見に隔たりがないことを確認し、こうした内容を盛り込んだ共同報道文の草案を交換した上で、10日午前の実務代表接触で最終調整を図ることにした。
韓国としてはこの機会に、鉄道・道路の完全開通に向け軍事保障合意書を締結したい考えで、その必要性を強調し続けてきた。一方の北朝鮮は8日の会談初日に列車試運転に関し、試運転が終われば効力を失う「1回用の軍事保障合意書」草案を韓国に提示している。文チーム長は「物事には順序があるように、試運転や鉄道連結状況を見ながら順次推進するのが良いとの立場」と話し、北朝鮮の主張を受け入れる姿勢を示した。
また、北朝鮮が提案した黄海上での衝突防止対策と共同漁場の設定など、南北経済協力事業にかかわる軍事保障措置については、「原則的な部分で共感しているが、具体的な方法では若干の違いがある」と述べ、調整の難しさをうかがわせた。
双方は10日午前、実務代表接触に次いで全体会議を開き共同報道文を発表し、第5回会談を終える予定だ。