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□韓国人4人に1人がDM族…いつでもどこでもテレビ視聴 [中央日報]
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=87122&servcode=300§code=330
韓国人4人に1人がDM族…いつでもどこでもテレビ視聴
#3日午前8時30分、ソウル地下鉄2号線電車の中(駅三駅から三成駅方面)。
出勤、通学時間帯なのに電車が行ったばかりだったのか、記者が乗った車両には70人位しか乗っていなかった。新聞や本を読んでいる乗客たちの間で携帯電話、ポータブルマルチメディアプレーヤー(PMP)、個人携帯端末機(PDA)などで何かを視聴する人が10人以上いたように見えた。地下鉄やバスでよく見られる光景だ。
#ソウル大大学院博士過程(化学生物工学部)に在学中のキム・ジョンチャンさん(32)は、携帯電話で衛星デジタルマルチメディア移動放送(DMB)を楽しんで見る。昼休みに暇を作って校内でニュース専門番組を見る。このごろは午後6時になると李承(イ・スンヨプ、巨人)選手が出場する日本プロ野球の試合を生中継で楽しむキムさんは「研究室仲間15人中4人がDMBサービスを利用している」と話す。
#韓国HPのノ・ジョンファン理事(45)は、家で地上波テレビ番組よりオンデマンドインターネットテレビである「ハナテレビ」のオンデマンドビデオ(VOD)を楽しんで見る。リモコンを手に握れば普通2時間見る。ノ理事が主に選択するVODは映画、スポーツとゴルフ教習番組だ。外出計画がない休日には普段見られなかったドキュメンタリー番組や映画を駆って見る。ノ理事は「オンデマンドインターネットテレビはそのとき見られなかった番組を好きなとき、好きなように選んで見られるので良い」と話した。
彼らのようにいつでもどこでもメディアに接続して好きな時間帯に、見たいコンテンツを選んで見る「デジタルメディア(DM.DigitalMedia)族」が増えている。DM族は放送局が一方的に送ってくれるコンテンツをじっと座って受信することから抜け出して、時間と場所に関係なくメディアを楽しむ。先月末現在、国内DM族は1200万人を超えたものと推算される。人口4人に1人はDM族なのだ。
まずお金を出して見る「オンデマンドコンテンツ消費者」が増えた。先月末現在、インターネットテレビ、デジタルケーブルテレビ、デジタル衛星テレビの双方向サービスに加入した家庭は230万6000世帯だ。1世帯当たり構成員が2.87人(統計庁「2005年人口住宅総調査」)であることを考慮すれば、662万人が家でVODなどの双方向サービスを楽しんでいるという話だ。
また移動しながら衛星・地上波DMBのテレビ番組を見るモバイルメディア利用者が先月末562万人を超した。DM族が増え、メディア消費のゴールデンタイムが変わり、家で映画を見る人が増加している。チェ・ヤンス延世大コミュニケーション大学院長は「これからメディアの勝負どころは、いつでもどこでもコンテンツを楽しめるかにかかっている」と話す。
実際に、日進月歩するメディア技術は時間や場所だけではなく、言語と国境の障壁も越える勢いだ。未来技術研究の代表走者である米国IBMワトソン研究所は、最近世界主要言語を英語に翻訳して字幕処理する自動翻訳技術(TALES.TranslingualAutomaticLanguageExploitationSystem)を開発した。
IBMは現在アラビア語・スペイン語・中国語のTALES開発を終えて米国放送局と商用化を協議中だ。ワトソン研究所で会ったサリム・ルーコス博士は「韓国語翻訳ソフトウェアさえ開発されれば韓国の家庭でも米国の番組をリアルタイムで見られるようになるだろう」と話している。
◆DM(DigitalMedia)族=デジタル受信装置を利用して時間と場所にかかわらず映像・音声・文字などのコンテンツに接するメディア消費者。デジタル衛星放送・ケーブルテレビなどの注文型(Demand)メディアサービスとDMB携帯電話・ワイブロなど移動型(Mobile)メディアサービスを利用する人をいう。DM族の中の大多数はショッピング・金融などの双方向サービスを日常生活に積極的に活用する。
特別取材チーム=チャ・ジンヨン(チーム長)、イ・ウォンホ記者
キム・ウォンベ記者、チェ・イクチェ記者
ハ・ヒョンオク記者、ソン・ジヘ記者
2007.05.04 09:42:21