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□朝日新聞「憲法の戦争放棄条項を守ろう」 21本の社説 [中央日報]
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=87118&servcode=200§code=200
朝日新聞「憲法の戦争放棄条項を守ろう」 21本の社説
進歩性向の日本の有力紙、朝日新聞が3日、平和憲法発効60周年を迎えて、憲法9条の維持などを促す21本の社説を同時に載せた。
朝日新聞はこの日1面トップ記事で若宮啓文論説主幹の「地球貢献国家をめざそう」という記事を載せ、17面から24面まで8面にわたり21本の社説を掲載した。
若宮氏は1面記事で「21本の社説は昨年4月から朝日が展開してきた企画シリーズ‘新戦略を求めて’の集大成」とし、「8面にわたり社説を載せるのは前代未聞の試みだが、新聞社の‘決意の表れ’として受け止めてほしい」と明らかにした。
同紙はまた「戦争放棄の第9条を持つ日本の憲法は日本が世界に貢献する国になるために貴重な資産」とし「だから憲法を変えないというのがわれわれの結論」と強調した。
同紙は、戦力を保有しないという第9条と自衛隊の存在の溝を埋めるための代案として「平和安全保障基本法」の制定を提案した。 続いて「国連主導の平和構築活動にも、一般の軍隊とは異なる自衛隊の特性を守りながら、より積極的に参加することを基本法にうたうのがよい」と強調した。
同紙は、憲法改正に積極的な安倍晋三首相に対する強い非難も込めた。 外に向けて日本の平和外交に胸を張る安倍首相がその土台ある憲法への誇りは語らずに「改憲」を掲げていると批判したのだ。
21本の社説は「総論」「地球と人間」「グローバル化とアジア・イスラム」「憲法9条と平和・安全保障」「日本の外交」の項目に分けられ、「9条の歴史的意義」「9条改正の是非」「自衛隊」「ソフトパワー」「外交力」などの題されている。
一方、安倍首相はこの日、談話を発表し、「戦後レジームを原点にさかのぼって大胆に見直し、新しい日本の姿の実現に向けて憲法について議論を深めることは、新しい時代を切り開いていく精神へとつながる」と改憲に対する強い意志を表した。 首相が憲法記念日に談話を発表したのは97年当時の橋本龍太郎首相以来2人目。 しかし当時の橋本首相は平和憲法の基本理念を尊重するという意向を明らかにした。
東京=金玄基(キム・ヒョンギ)特派員