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□多方面の英才たち、「統合型英才学校」で教える [東亜日報]
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多方面の英才たち、「統合型英才学校」で教える
APRIL 30, 2007 03:43
人文、社会、科学、文化、芸術など、さまざまな分野の英才を集めて教える「統合型英才学校」の設立が推進されている。
教育人的資源部(教育部)は29日、現行の科学英才学校や科学高校が、数学や科学分野の教育に集中しており、バランスの取れた知識を備えた英才養成としてはもの足りないという判断から、さまざまな分野の英才を集めて統合型で教える英才学校モデルを開発していることを明らかにした。
統合型英才学校とは、言語や哲学、数学、文化、芸術分野に優れた生徒たちを、素質によって学科別に教育しながら、数学の英才が人文学を、科学の英才が哲学を学習するなど、連携教育を強化するという概念だ。
教育部の関係者は、「先進国ではさまざまな分野の英才を集めて教えることで、専門知識や教養を備えるようにしているが、韓国では科学高校や外国の高校同士の交流すらできていない」とし、「英才たちが多様な分野に接し、自分の特技や素質を啓発できる統合英才教育機関が必要だ」との見解を明らかにした。
教育部は今年2月、韓国教育開発院(KEDI)に韓国科学英才学校や全国18の科学高校の教育課程を比較・分析する「韓国科学英才学校の成果の評価や科学英才学校の発展策」に関する研究を依頼した。
教育部は、5月末に研究結果の報告を受けて、中央英才教育振興委員会を開き、統合型英才学校の設立方策を議論する計画だ。
教育部が統合型英才学校の設立を決定しても、教育課程の開発などに時間が必要なため、早くても09年から開校できるものと見られる。
教育部は統合型英才学校を別に設立する方策と、従来の韓国科学英才学校や18の科学高校を統合型英才学校に転換する方策を並行して検討しているという。
KEDI研究チームのある関係者は、「英才学校の選抜人員は現在の科学高校の水準(1学年当り40〜150人)になるだろう」と説明しながら、「学費は国からの支援を原則とするものの、生徒が全体の4分の1ぐらいを負担する方式が検討されている」と話した。
KEDIは科学英才学校や科学高校の選考過程や教育改定の長短所を分析し、米イリノイ数学科学高校(IMSA)やイスラエルの英才教育寄宿学校などの海外の事例を研究し、韓国の実情に適した英才学校モデルを開発している。
いっぽう、ソウルや仁川(インチョン)と大田(テジョン)市教育庁が推進している従来の科学高校の科学英才学校への転換については、教育部の統合型英才学校設立方策が決定されるまで、議論を見合わせるものと予想される。