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□父は強姦犯、母は知的障害者…子どもの親権はどうなる? [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070427000064
記事入力 : 2007/04/27 16:29:32
父は強姦犯、母は知的障害者…子どもの親権はどうなる?
知的障害者の女性が強姦被害によって出産した男児の親権問題をめぐって議論が巻き起こっている。
光州市の光山警察署は26日、同じマンションの上の階に住む知的障害者の女性に強姦行為をしたとして、A容疑者(66)を性的暴力犯罪処罰・被害者保護等関連法違反の疑いで逮捕した。
A容疑者は2004年1月下旬ごろ、光州市光山区の某マンションの2階の自宅で、3階に住む知的障害者のBさん(25)に「自分の子どもを産んでくれ」と強要し強姦した。その後今年1月までの約3年間、数回にわたって強姦行為を行っていた疑いが持たれている。
警察の調べに対しA容疑者は、「家族がなく、ずっと独り暮らしをしてきた。Bさんとの合意の上で性行為をした」と供述している。
だが、Bさんが昨年妊娠したことで、強姦被害に遭っていたことをBさんの父親が知り、A容疑者を警察に告発した。
今月20日に男児を出産したBさんは現在、男児とともに光州市内にある母子生活支援施設で生活している。
だが問題は、Bさんの父親が「娘には子どもを育てることは困難だ」と判断し児童養護施設への入所を依頼している一方で、A容疑者が男児の親権を主張しているということだ。
これについて児童養護施設の関係者は「施設への入所は法的に、両親の同意を必要とする。今回の事件の場合、父親が強姦犯ではあるものの、それでも法的には親権を有しており、施設への入所は困難だ」と話している。
一方、警察関係者は「法的にはA容疑者が親権を有しているが、強姦犯が親権を主張した前例がないため困っている。犯罪行為によって生まれた子どもに対する親権の主張が妥当かどうか、法律的に検討していく方針だ」と話している。
NEWSIS/朝鮮日報JNS